妖精琥珀 by 平谷美樹
contents

◆企画展レポート

「企画展 眉村卓と日生(ひなせ)ー没後5年、作家デビュー60年記念ー」

雀部陽一郎

備前市日生の加子浦歴史文化館で開催中の「企画展 眉村卓と日生(ひなせ)ー没後5年、 作家デビュー60年記念ー」を見に行ってきたのでレポートしました。

◆SFファンクラブ探訪

◆著者インタビュー INDEX

『賢治と妖精琥珀』

平谷 美樹先生

今月(2023/9月)は、宮沢賢治の没後90周年。 その節目の年に発刊された賢治と日本の特務機関に怪僧ラスプーチンが絡んだ冒険譚です。 賢治の樺太行きという史実に、妖精琥珀とラスプーチンをどう関わりを持たせるか、そのご苦労についておうかがいしました。

◆ブックレビュー

◆ 読切短編小説

騒音のなくなった世界で

糸井翼

「公園緑地課」、それは騒音問題を根本から解決するために、騒音を出すことが多い子どもや高齢者、 動物などを特殊な音波装置で囲い込んで、音が外に出て行かないようにした区画を管理する仕事だ。

不可視の庭

小林こばやしあお

長谷敏司先生の「BEATLESS」の世界観とその設定をお借りできるアナログハック・オープンリソースを用いた作品。

hIE(ヒューマノイド インターフェース エレメンツ)が普及した世界。専門家である進藤は、彼らに生じた異常の調査を開始するが……

最果てへ走った女

小林こばやしあお

天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールが消えた。そして女は走り始めた。エッジワース・カイパーベルトのスタートラインから。

深夜バス

稲葉小僧

金が無いのに遠くに行きたい。そんな思いで飛び乗った深夜バス。バスに乗り込んだ俺はこれまでの人生をつらつら思い出しつつ感傷に浸っていたが……

◆ 連載長編小説

ラブライフ(仮)

7.私たちにとって最も重要な部分はひとつです

たなかなつみ

リュウはドロイドに何を求めていたのか。 思いと異なるドロイドが届いた時、なぜ激怒したのか。 ケイへの想いと裏腹に、代替ドロイドが届いてしまう。おのれの本当の願いは?リュウの想いは千々に乱れるが……


ようこそ大宇宙へ!  超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く

『第五章 超銀河団を超えるトラブルバスター』

「第五十二話 星間戦争」

稲葉小僧

幼稚な理念しか持たない種族に跳躍航法の知識とデータを与えてしまったため、 その種族が戦闘本能にまかせて周囲数十光年を殲滅する侵略戦を仕掛けてしまった過去の事例に鑑み、 跳躍航法の知識とデータの付与は厳しく管理されたものとなった。

さて、そのアンタッチャブル化された種族がどうなっているかが今回の話です。

“RENZ”も出てくるしレンズマンへのオマージュ入りかな(笑)

◆ 映画チェックリスト

SF映画及びその他の役に立たないチェックリスト

雀部陽一郎

◆ コラム

SF随想録パンセ

おおむらゆう

編集後記

地元の日生の加子浦歴史文学館で開催中の企画展「眉村卓と日生」を取材に行ってきました。 小さいけれど雰囲気のある文学館で、内容はかなり充実していました。 来月にはゆかりの地を巡る「聖地巡礼」企画もあるので、それも報告できればと思います。

雀部陽一郎 (監修/書評子)

この20年間で4回しか医者にかかった事の無い(内2回は事故)私が久々に通院してます。

んで8年ぶりの病院のシステムに驚きました。

ネット予約 → 窓口でマイナンバーカードで保険証登録 → スマホでQRコード読み込んで問診票のページでLINE形式で入力して送信 → 受診後は診察券のバーコードを精算機にかざしてカードで決済。

慣れると便利なんだけど対応できない人多いと思うぞ。

福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、これを書いている現在(9月23日)、 気温が落ち着いてきたとはいっても一向に涼しくなる気配が見えません。

今度の冬は暖冬になるんでしょうかね。

そういう時に限って豪雪があったりするのですが……

おおむらゆう (編集)