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「第2回 国際SFシンポジウム 広島大会」と「こいこん」に参加して

 

レポート[雀部]

■1日目 7月20日(土)

 初日は「こいこん」参加の前に「第2回 国際SFシンポジウム 【広島大会】」のシンポジウムを聞きに行く予定なので、早起きして7時45分の電車に乗り福山で新幹線に。自宅を出てだいたい1時間で広島着。そのままJRで、横川駅に行き下車。
 最初はアストラムラインで、会場の広島修道大学に向かう予定だったんですが、丁度当日がオープンキャンパスで、横川から無料の直通バスが出ているということで、それに乗車(時刻表が5分おき)。ただ他の乗客が高校生ばかりなので、ちと気恥ずかしかった(汗)
 バスから降りて、大学の案内係の方達の横を目立たぬように通り抜けて(笑)、会場へ向かう。
 入り口で、同時通訳用のレシーバを渡されてびっくり。本格的だなぁ。会場内で、「第65回世界SF大会 Nippon2007」の時と同様、東野司さん(現日本SF作家クラブ会長さま)と最初に会話。ついでに岩崎書店の新シリーズのインタビューをお願いする。

同時通訳用レシーバ

○東野司日本SF作家クラブ会長挨拶
 1970年に「第1回 国際SFシンポジウム」が開かれ、今回2回目を開くことが出来て良かった。広島・大阪・名古屋・東京と福島大学での講演が予定されている。今回のテーマは「21世紀SFの夢―自然・文化・未来(Nature, culture and future)」
 会長職、なかなか大変そうでありました。

東野司日本SF作家クラブ会長挨拶

○司会 巽孝之先生
 ゲスト講師紹介・基調演説
 最近は日本SFの英訳が賞の対象になったり受賞したりするようになっている。
 ゲスト講師陣の講演は年齢順にお願いしますとのこと。

巽孝之氏基調演説

○荒巻義雄氏(80歳)
 フランスのドゥニ・タヤンディエー氏が、荒巻先生の作品を「ぶよぶよ工学」(「柔らかい時計」等々)として評論。元々はレオロジーがご専門。ドゥニ氏がナノテクの面から再評価してくれた。例えば、スパイダーマンの使う糸などはナノテク技術で出来る。
 '14/02/08〜03/23、北海道立文学館で「荒巻義雄の世界―都市型宇宙船ニュー・ユートピア・シティーにむかって」の特別展がある。パリくらいの大きさの都市型宇宙船でマゼラン星雲を目指す(植物を利用したシステムから構成される宇宙船。藻を造って食料バイオマス燃料にする。真空エネルギーの利用も考えている)
 最近の技術では3Dプリンタに注目している。企業ではなく個人で色々なものを創る。電子化によって本は無くなるのではないか。
 福島の事故については心を痛めている。小学校の時にヒロシマを体験したことが未だにトラウマになっている。3Dプリンタが突破口になるのではないか。

荒巻義雄先生

○呉岩(Yan Wu)氏
 SFではヒロシマ以降、世界から国を見るようになった。SFは未来に対して前向きにする役割がある。3.11が二度と起こらないように。広東省のスタンリー・チェンが環境保護について色々書いている―海も弱ってきている。中国のSFでもヒロシマのことが多く書かれている。私も書いている。

呉岩(Yan Wu)氏 呉岩氏スライド

○パット・マーフィー女史
 最近日本SFを読む時間が出来た。小松左京氏の「ウィルス」も読み始めた。
 SFを読む→次の本に活かすという行為は、コミュニケーションではないか。日本に来て色々質問するのが楽しい。このキャラバンでは質問しまくるつもりだ。「恋するレイチェル」は、10代の人間と同じ知能を持ったチンパンジー(女の子の脳の電気パターンが移植されている)の話で、チンパンジーとティーンエイジャーの2面がある。日本では自然と人間は繋がりがあるが、アメリカでは対立・征服するものだ。長期的に勝つのは自然だ。自然と仲良くすることが大事だ。SF作家として意図せぬ結果―気象活動,病気のパターン,エコロジーが変わる。コラボレーションしながら自然とかかわっていく。そして世界を変えるのがSFの役割。

パット・マーフィー(Pat Murphy)女史

○高野史緒女史
 昨年『カラマーゾフの妹』で第58回江戸川乱歩賞を受賞した。この作品はサイバーパンクと近しい。ミステリ界からは、ミステリとSFの手法で書いたことへの反発があった。
 大学での研究は、史実から離れてはいけないし、想像力を働かせたらダメなのでフラストレーションがたまる。
 人文科学でもSFという補助線を引くとわかりやすくなる。ファクトではないものを持ち込む効果。今まで無かった線を引くことによって見えなかったものが見えてくる。これは人文科学・社会学にも応用できるのではないか。
 『カラマーゾフの兄弟』の矛盾。被害者が後ろから殴られたのに、仰向けに倒れていたのはおかしい。一回目はドアが開いていたのに、2回目は閉まっていて密室になっていた。13年後の物語を準備して死んだのではないか(第2部)
 ロシア的宇宙観を持っていた科学至上主義者のニコライが物語に絡んでこないのもおかしい。第2部で重要な活躍をするのではないか。「ミステリとしての『カラマーゾフの兄弟』でググるといろいろ出てくる。外国での例を紹介したい。

高野史緒女史

○パオロ・バチガルピ氏
 イタリア系アメリカ作家。京都の環境会議に来たことがある。中国に留学体験がある。
 アメリカSFには、自然との関わりが出てこない。出てきていても自然そのものが描写されていない。
 現在、製品は見えるが出自がわかりにくい。インビジブルなところが重要である。隠されたストーリーがあるのではないか。例えば、干魃に強い小麦があるが、干魃をどうにかするということより、利益を出すことを重要視する。根本原因を解決しようせず、対症療法に走っている。干魃に強い小麦は出来るかもしれないが、他の作物は死に絶えてしまうのではないか。
 SFの視点から物事を見て問題解決しようと思う。

パオロ・バチガルピ(Paolo Bacigalupi)氏

○ドゥニ・タヤンディエー氏
 フランスのSF評論家。達者な日本語での講演。フランス人が日本語でしゃべり、それを英語に同時通訳していた。ちょっと不思議な感覚。
 第8回日本SF評論賞に応募した「荒巻義雄の「プヨブヨ工学」SF、シュルレアリスム、そしてナノテクノロジーのイマジネーション」で選考委員特別賞を受賞。
 ナノテクと文学の関係について研究。ナノテクで、自然を自在に操ることが出来る可能性がある。未来に向かって科学技術について考えていく。
 荒巻氏の「柔らかい時計」は21世紀の技術に触れている。レオロジーと人文学,ダリのシューリアリズムと結びつけた。
「自然と文化」人間が考えていることによって再定義される。

ドゥニ・タヤンディエー(Denis Taillandier)氏講師集合写真


◇講演後の各講演者からの感想・質問

○荒巻氏
 179冊の著作がある。《艦隊》シリーズは売れた。評論のデビュー作は『夏への扉』的な、年齢差を縮める話。
 3.11、現在の専門家は本当に分かってるのだろうか。
 身体(皮膚感覚)で分かる世界を作るが理想。これはSFの使命だ。

○呉 岩氏
 環境破壊、新しい北京にフレッシュエアーを導入。先生を育てる大学がいる。大学はローテクで構成。色々聞いたので新作にいかしたい。

○パット・マーフィー女史
 3Dプリンタを使っている友人が居る(マッドサイエンチスト・ラボ)
 パオロの話―経済活動にどんな影響が出ているか。非営利活動―生態系を守りましょうではダメで、活動を広げるにはパンダのような可愛いシンボルが要る→手法としては経済活動効果も考慮に入れないといけない。
 中国→アメリカでは、マスコミを通じた情報しか伝わらない。
 パオロの話―わからないものを見えるようにしたい。

○高野史緒女史
 SF関係者は様々な方面に関心があるのではないか。多くの人にSFが楽しいことをわかってもらって、SF的な考え方を広めたい。文化的差違を肯定的にとらえられる世界を創りたい。人間の心の中にフロンティアを抱きたい。人文学的アプローチにはSFの方法論が活かせると思う。

○パオロ・バチガルピ氏
 浮かんだインスピレーション―警告・理解を深める,補助線を引く
 SFは楽しめるものでなくてはならない。陰惨な世界を書いているが楽しめる作品にしたい。アメリカは、フロンティア・拡張主義―先住民を押しのけている。環境の持続性が大事。工業化社会は、もう止めようという時代になってきている。

○巽孝之氏
 つい先日デトロイト市が破産した。アメリカも今後どうなるか判断できない時代になっている。

○ドゥニ・タヤンディエー氏
 環境問題について。誰が正しいかどうか判断が難しい時代。
 フランスでリリースされた『モンサントの不自然な食べもの』。モンサント社はヨーロッパでの生産を止めた。輸入は?
 アメリカでは美味しい牛のクローン増産。論理的想像力が大事。

●会場からの質問

○林譲治氏(SF作家)
 社会と工業化についてお聞きしたい

○パオロ・バチガルピ氏
 文化は自然的適応力がある。農業も自然の一環として考えたい、エコロジカルなプロセスに組み込まれたものである。農業や自然系が脆弱なものであることを知らなければいけないと思う。

○デイヴィッド氏(福岡大学)
 ユートピアとディストピアに関心がある。異なるアスペクトを考えた場合どうなるか。対立するか補完するか。

○荒巻義雄氏
 人間の思想の問題をどうコントロールするか。ある者にとってはユートピアであるものが、べつのある者にとってはディストピアである可能性がある。
○パオロ・バチガルピ氏
 自由な形での資本主義は、利益以外に価値を見出しにくい。みんな共通なことに興味を持ちにくくなっている。
 日本の新幹線に驚いた。日本は技術が上手く活かされていてユートピアのようだ。
○パット・マーフィー女史
 ディストピア小説は陰々滅々としていて書きたくない。楽しいディストピア小説を書きたい。

●時間が押しているのでこれにて閉会


 高野史緒さんに、ご挨拶と江戸川乱歩賞を受賞おめでとうございますと言いに行く←昨年のことですが(汗)
 パオロ・バチガルピさんが暇そうにされているので、サインをお願いし、「Mr.バチガルピとイーガン氏は、現代SFを引っ張る両輪ですね」言ったけど通ぜず(汗)、そばにいらした通訳の方に伝えてもらったら、たいへん喜んでもらえた(笑)

 広島修道大学での講演のあと学食で喰ってから「こいこん」会場に行くかなあと考えていたら、イオの乙部さんに“一緒に「こいこん」の会場に行かない?”と声をかけて頂く。いつもこちらが気が付かないうちに声をかけられるなあ(汗;)下まで歩いておりてタクシーを呼んで会場の隣のビルに。そこで3人で、昼のバイキングを食べる。
 3人で、てこてこ歩いて会場のアステールプラザに向かい、一階で受付をすませる。一階に乙部さんがいらしたので行ってみると、コマケンのディーラーズルームだったのでご挨拶。今日は参加を要請されている企画がないので、色々な会場を冷やかして歩く。

コマケンのブース何の企画か不明^^;いちおうアップ

 一般公開プログラムとして「加藤直之ライブペインティング」をやっていたので見に行く。過去の画も展示されていたので眺めていたら、広島市民らしいご婦人から「ここの画もあの方が書かれたものなんですか?」と声をかけられる。「そうですよ。この豹の仮面を被った偉丈夫は、『グイン』と言ってNHKのアニメになったヤツです」「そうなんですか。その隣のこの女性の画も素敵ですね。肩から体へのラインがとても綺麗」「加藤さんの描く女性は定評がありますよ」てな会話を交わしました(笑)

「加藤直之ライブペインティング」の様子加藤直之氏作品

 2階の大ホールで「帰ってきた萌え株パネル」という企画をのぞいてみると、ガラガラであった。パズドラが当たっていきなり株価が16倍になってしまったガンホーオンラインエンターテイメントについて講演していた。
 二階通路を通ったら、サイン会が始まる前だったので、急遽参加。パット・マーフィー女史に「レイチェルは、とても興味深かった」とか言うが例によって通ぜず(汗)ゆっくり3回くらい言うと、やっと了解してもらった(汗;;)並んでいる方が私を含めて二人だったので、後ろの方に写真撮影を頼む。気さくなアメリカのオバサンという感じで、作品から受けるイメージとは全然違って、好感度大(笑)で、マーフィー女史に握手していただく(嬉)
 次に荒巻先生にサインしていただく。私の次の方は、何冊もの読み込まれた本にサインを頂きながら、感想を語られていて、荒巻先生と盛り上がっている様子。そうとうなファンの方らしい。←私はあまり大会に参加しないのでわからなかったが、有名な方だったのかも。
 右端に待機してらした高野史緒さんにサインを頂きに行く。スタッフの方に写真撮影を頼んだときにコンデジを落っことしていまい作動不可に(SONYのサイバーショット。まあ軽くて落としやすいこと)その節はご心配かけました→スタッフの方。既に修理が終わってます〜。サブ機のペンタックスのデジイチで再度撮影をお願いする。高野さん、何度も握手して頂き恐悦至極でした(汗;)

 二階通路で妙齢の和服美人と遭遇。菅先生とはたぶん初対面だけど、これだけ和服姿が決まっている人は菅先生に違いないと決めうち。ちよっと立ち話をさせて頂く。お写真を拝見したことはありますが、なんせ人の顔を覚えるのが苦手で(汗;)

 一段落したところで、広島在住のネットで知り合った友人が会いに来る。旅行はたいていカミさん同行なので、一人で旅行するときはそこの地元の知り合いにお会いすることが多い。「第65回世界SF大会 Nippon2007」の時も途中で抜け出して、某女性歌手のファンクラブの面々と会食したし(笑)

パット・マーフィー女史と
高野史緒女史と


■2日目 7月21日(日)

 ホテルに泊まるより帰宅した方が安く付くので、本日も昨日と同じ電車に乗って広島へと向かう。今日は、一コマ目に、ご近所(笠岡市)のSFファン杉野さんの企画があるので、ぜひ見ないと。


○9:30〜11:00「絵物語からライトノベルへ あなたのSF幼年期は何時?」
 杉野俊五(自営業)神島恭兵(3DCGデザイナー)三村美衣(書評家)岸場清悟(司会)
 杉野さんの企画の詳しい内容は以下から
 http://homepage2.nifty.com/bob14/syumi/syumi.htm
 お誘いした「ゆうふぉ」さん(ハードSF研繋がり)と一番前で聞く。
 SFラジオドラマで、私が聞いたことがあるのは、福島正実原作の「百万の太陽」だけ。これはけっこう毎回聞いていた気がする(杉野さんから質問されたけれど、内容はほとんど覚えてないけど)会場でも、聞いたことがあるのは、杉野さんと私だけ。「なぜ聞いた人が少ないと思いますか」との質問に「時間が夕食時だったのも関係していると思う」と答えました。当時、こういうSFドラマを聞きながら食事する家庭はたぶん無かった(笑)

「絵物語からライトノベルへ あなたのSF幼年期は何時?」
真ん中が杉野さん

○11:30〜13:00「ライトノベル作家パネル」
 アサウラ(作家)、織田健司(作家)、吉田親司(作家)、榎本秋(作家)
 これまた笠岡在住の作家吉田親司さんの参加する企画。司会の榎本氏は、ライトノベルの書き方から始まってライトノベル全般に関する著作のある方。途中からどんどん参加してくださる作家の方が増えて、最後に参加されたのが、SFの著作もある長谷敏司さん。39歳とのことだけど細身で非常に若く見えて驚いた。会場には、水鏡子さんも来ていて、嫌だ嫌だと言いながら一番前の席に座らされていた(笑)最近はライトノベルがお好きらしく、前の企画で「コニー・ウィリスは、長すぎる。キャラがたってない。サービス精神が少ない」とか発言されていたようで、司会の榎本氏に「会場がどん引きだったよ。あんなことを言って許されるのは、あなただけ(笑)」と揶揄されていた。
 トイレに行きたくなったのと、重なった企画を見るために途中で出てくる。吉田先生申し訳ないです。

「ライトノベル作家パネル」
おみやげ用サイン本を積んでいる。左が吉田先生
「ライトノベル作家パネル」
ゲスト陣勢揃い。右端が長谷先生

○11:30〜13:00「Kindle Direct Publishingの真実を語る部屋」
 都築由浩(作家)小浜徹也(編集者)藤井太洋(作家)
 入り口が演台の後ろなので、恐縮しながら入場する。プレスさんが座っていらしたので、その隣で小さくなって聴講(汗)
 日本の電子化事情がいかに遅れているか、アマゾンがいかに力を持っているかがよく分かる(笑)音楽業界に比べて、全く整備が遅れているのは確かだが、ジャスラックみたいな阿漕な組織が出来るのは、それはそれで嫌かも。終わったら、小浜さんにご挨拶をと思っていたのだが、終了後風のように消え去ってしまわれた。かなり時間オーバーだったからなあ、残念(笑)

 二階でサイン会をしていたので、笹本祐一先生と山本弘先生にサインしていただく。ああいった場で失礼とは思ったのですが、岩崎書房から出るジュブナイルシリーズの著者インタビューもお願いしておく。
 お腹がすいたのと、昨日とは別の知り合いの方と会食予定なので、次の企画の時間を気にしつつお昼のパスタ。案の定大幅に遅刻してしまう(汗)

「Kindle Direct Publishingの真実を語る部屋」
右が東京創元社の小浜さん

○13:30〜15:00「TVファンタスティック」
 松岡秀治、池田憲章
 海外ドラマ研究企画。今昔のクリエイターの動向を中心にして新旧作品の対比と人脈などについて熱く語る。監督とかプロデューサーを中心とした海外ドラマの見方。おっとあの作品もこの人が担当したのかという発見も。
 遅れて入ったら、ゆうふぉさんとプレスさん(旦那様)が資料配りをされていた。どうも手違いで「こいこん」スタッフが来る予定になっていなかったらしい。
 松岡さんとは30年以上前、岡山で開業したばかりの私と、まだ大学在学中の松岡さんが、岡山SFファンクラブで出会ったわけです。松岡さんの大好物がポニーテールで、当時つきあっていた彼女(今の奥様)も当然ポニーテール(笑)私の彼女(今のカミさん)も当時良くポニーテールにしてました(爆)松岡さんが、奈良に帰られて開業されてからはご無沙汰していたのですが、最近になってネットで活躍を知り、メールを出したことからまたお付き合いが始まりました。まあ、私が一方的にお世話になっているんですが(笑)
 渡辺さん、来栖さん、坪井さんお元気ですか〜。
 白神さん、ご冥福をお祈りします(泣)
 ロッド・サーリングの「ミステリーゾーン」の売り込み用ビデオとか「新タイムトンネル」のパイロットムービーなど貴重な映像を楽しめました。
 終了後、松岡さんにちょっとだけご挨拶しました。

「TVファンタスティック」左が松岡さん

●星雲賞は以下
 早川の人がTwitterで「早川書房の3冠です」とつぶやいておられた(笑)
 http://www.koicon.com/ja/award/winner.html

 けっこうとりとめのないレポートで、正確性は保証できないのでよろしくお願いします。まあ、大筋は違ってはいないと思いますが。
 SF大会は、一人で参加してもそれなりに楽しい大会です。なんせ、SFが好きで参加している人たちばかりですから。自分の趣味の自慢をきいてもらう、他の人の自慢話を喜んで聞く←これ大事(笑)
 特に分科会とかサイン会に参加している人は、その分野(作家さん)が好きな方に決まってますから、回りの人に話しかけても大丈夫ですよ――たぶん(笑)

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