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AKIのキネマまんぽ

相変わらSF映画は少ないです

『ウォーリー』
『地球が静止する日』
『地球の静止する日(1951)』

AKI

 先日購入した『時間封鎖 上・下』、やっと読み終えました。
 SF的着想はなかなか良いのですが、冗長で、気の短い(?)私には、読み終えるのに一苦労でした。
 が、「訳者あとがき」によると、「時間封鎖という不条理な状況に投げ込まれた人びとの姿を克明に描出することで、深い奥行きと文学的な詩趣を保ち続けている」のだそうで、そこが、この著者、ロバート・チャールズ・ウィルスンの特徴なのだとか。
 『プロバビリティ・ムーン』が三部作の一作目とのことでしたので、読み始めるのを躊躇したのですが、この『時間封鎖』の「訳者あとがき」によると、この小説も三部作だそうで、現在発売中の第一部が「SPIN」、次の第二部が「AXIS」、そして、第三部が「VORTEX」の由。
 そして、現時点では「第三部、VORTEXが脱稿されたという知らせは未だ伝わってこない」そうです。
 もともと、現代から、西暦4X10の9乗年までの話なので仕方がないのですが、『プロバビリティ・ムーン』よりも、もっと気長に待っていなければ読み終えることができなそうです。(笑)

 今回ご紹介するのは、新作映画が『ウォーリー』と『地球が静止する日』。
 関連ビデオ紹介が、『地球の静止する日(1951)』です。
 今月も少ないので、三ヶ月ぶりに新しい「Coming Soooon」をお送りします。

■『ウォーリー』

 12月9日は寒い曇り空。しかし頑張って、朝一番(10:50)の『ウォーリー』を観に、ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウンまで出掛けました。
 上映5日目、さぞ混んでいるかと思いきや、“スクリーン2”、348席に観客はたったの8人! 何故?
 上映時刻の関係で、残念ながら「日本語吹き替え版」を観ましたが、この映画の会話は極めて少なく、どちらでも殆ど同じといった感じでした。むしろ、字幕よりか、映像に集中している方が、いろいろな発見がありそうです。

物語:
 29世紀の地球。荒廃した地球を見捨て、人類が遠い宇宙空間に移住してから700年。その間、たった一人(一台)で、地球のゴミを片づけているゴミ処理ロボット“ウォーリー”の楽しみは、ゴミの中から宝物(ガラクタ)を探し出すこと、友達のゴキブリと遊ぶこと、そして、昔のビデオ・テープ『ハロー・ドーリー』を観て、この映画のように、いつか誰かと手を繋ぎたいと夢みること。
 と、ある日、空から宇宙船が降りてきて、その中から真っ白に輝く美しい探査ロボットが一体現われる。孤独なウォーリーは、白いロボット“イヴ”に魅せられ、彼女に自分の宝物を次々に見せるが、彼が最近見付けた植物の苗を彼女に見せたとたん、“イヴ”はその苗を腹の中にしまい込み、卵のように、フリーズしてしまう。
 やがて、再び、宇宙船が降りてきて、彼女は回収されてしまう。“イヴ”を取り戻そうと、宇宙船にしがみついた“ウォーリー”は、宇宙船と共に遠い遙かな人類の住む、宇宙空間へと連れて行かれてしまう。
 そこで“ウォーリー”が見た、未来の人類の生活とは?
 そして、“ウォーリー”は、最後に誰かと手を繋ぐことができるのであろうか?
 はたまた、荒廃した地球は・・・?

 出だしの、地球を取り巻く宇宙デブリや、見捨てられてから700年後の荒廃した地球なども、かなりリアルに描写されており、映画評のただ「可愛い、初恋を思い出す」といった程度のことでなく、予想以上にSF的要素も十分にあり、奥の深い映画でした。
 一方、矢張りディズニーだなーと、童心に返らせられるような詩的シーンも幾つかあり、今年一番の期待に十分応えてくれた映画でした。
 また、この映画には、最後、赤い目玉のコンピューターの反乱が描かれており、更に、バックグラウンド・ミュージックに『ツァラトゥストラはかく語りき』や、『美しく青きドナウ』などが流れ、『2001年宇宙の旅』へのオマージュが捧げられているように思われます。この他、今まで聴いたことがある音楽が幾つか流れてきます。
 ちょっと前まで、この映画は、チャップリンの『街の灯』がモチーフだといわれており、最近、これは間違いと訂正されましたが、一番最後のところで、壊れた部品を取り替え、意識が戻ったウォーリーが、イヴを再認識する辺りは、『街の灯』を彷彿、ホロッとさせられます(あるいは、『心の旅路』か?)。

 “ピクサー・アニメーション・スタジオが贈る短編コメディの最新作!!”として、楽しい10分ばかりのアニメ『マジシャン・プレスト』が、最初にオマケで同時上映されます。

(原題)WALL・E
2008/アメリカ/ウォルト ディズニー スタジオ モーション ピクチャーズ ジャパン
監督:アンドリュー・スタントン
製作:ジム・モリス
共同製作:リンゼイ・コリンズ
製作指揮:ジョン・ラセター
音楽:トーマス・ニューマン
原案:アンドリュー・スタントン、ピート・ドクター
脚本:アンドリュー・スタントン、ジム・リードン
2008/12/05公開 1時間43分

◇ 今回、初めて映画館で観た予告編。

『ティンカー・ベル』(米) 2008年12月23日
   「ピーター・パン」に出会うズーッと前のティンカー・ベルのお話。
 4部作のスタート。ウォルト・ディズニー。
『地球が静止する日』(米) 2009年12月19日
   映画に円盤が最初に出た、あの名作のリメイク。(『の』が『が』に変わった!)
 主演(宇宙人)は、キアヌ・リーブス。
 今回の宇宙人は、地球を救うため、最初から“人類抹殺”が目的?

■『地球が静止する日(2008)』

 12月19日は、公開初日、朝一番(10:55)の『地球が静止する日』を観に、ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウンまで出掛けました。10時現着、切符売り場は殆ど無人。10:40開場。劇場に入ったらば私が二人目。それでも、上映時には20人ほど。この“スクリーン1”は、座席数:534でガラガラ。

物語:
  時は1928年、カラコルム山中で一人の登山家が雪の中に直径4mほどの光る球体を発見。そばに寄り、触れたとたんに強い光で失神。気が付いたときには球体はなく、右手の甲の皮が小さく剥がされ、しかも傷跡は直っていた。
 そして、現代。宇宙の彼方から、秒速3万キロで地球に向って突き進んでくる未知の物体が発見される。緊急に招集される科学者たち。その中に、地球外生物学者、ヘレン・ベンソン博士もいた。その物体が、ニューヨーク、セントラルパークに激突するのには、余すところ1時間余。
 しかし、その巨大な光る球体は激突寸前に減速、、セントラルパークに軟着陸する。軍隊が取り囲む中、全身がヌルヌルの宇宙人が一人、球体から現われる。それと握手しようとするヘレン。丁度その時、怯えた兵隊が発砲、宇宙人は倒れる。後を追うように現われた巨大ロボット。
 宇宙人を調べ、助けようとする医師団。しかし、彼の外皮を剥いだ中には、1928年の登山家のDNAを受け継いだ地球人が入っていた。調査の結果、地球人に形態を似せた宇宙人であることが判明する。
 彼はクラトゥと名乗り、「地球を破滅から救うため、人類を抹殺すべきかどうかの調査にやって来た」と告げる。が、軍隊の無謀な攻撃のため、遂に、人類抹殺計画が開始されてしまう。
 果たして、人類は助かるのであろうか。

 この映画も、結局煎じ詰めれば、「子連れの夫と結婚したヘレンは、軍人の夫が戦死してから、子供、ジェイコブとの間が険悪になって来ていた。しかし、この事件を切っ掛けに、母子が和解する」という、最近流行のアメリカ版定番親子物語です。
 「ノアの方舟」まで出てきた、重いテーマの映画なのに、最後が“えっ、もうこれでお仕舞い?”といった感じがしたのは残念。期待値をいささか下回りました。
 最後、ヘレンが、クラトゥに、「地球人は変われるから、助けてくれ」と懇願するところは、“We can change!”の連呼。“小浜さん”の顔が頭に浮かびました。
 地球壊滅に“ナノマシン(?)”が使われますが、シーンによって、マシンの大きさが異なるような気がします。もしかすると、何種類もあるのかも知れません。
 現在、本屋の店頭には、『地球の静止する日』と『地球が静止する日』が平積みで両方並んでいますが、この映画は、原作小説『地球の静止する日』の映画化ではなく、映画版、『地球の静止する日』(1951年)のリメイクです。従って、前作へのオマージュも込めて、ロボット“ゴート”も前作の映画に準じた形状になっています。
 今回の筋書きでは、特に「静止」する必要もないのに、題名上仕方なく(?)、「地球が静止する」シーンが、最後にちょっと付け足されています。

 というわけで、独断と偏見による今年の“ベスト1”は、『ウォーリー』。そして、“2位”は『崖の上のポニョ』でしょうか(両方とも、お子様向けアニメ!)。

蛇足:ヘレンの子供、ジェイコブ役になった、ジェイデン・スミスは、ウィル・スミスの子供だとか。現在、10歳の由。

(原題)THE DAY THE EARTH STOOD STILL
2008/アメリカ/20世紀フォックス配給
監督:スコット・デリクソン
脚本:デヴィッド・スカルパ
製作:アーウィン・ストフ、グレゴリー・グッドマン、ポール・ハリス・ボードマン
出演:キアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス、ジョン・クリーズ
2008/12/19公開 1時間46分

◆『地球の静止する日(1951)』

 大分前に『地底探検(1960)』と一緒に購入した、『地球の静止する日(1951)』を、久し振りに観ましたので、この前にご紹介しました『地球が静止する日(2008)』と対比して、粗筋と、感想を上げておきます。

物語: 
 レーダーが、高度:6万メートル、時速:6400キロメーターでワシントンに接近中の飛行物体をキャッチする。その光り輝く空飛ぶ円盤は、ワシントンの広場に軟着陸。
 回りを取り囲む、軍隊と群衆。やがて、円盤が割れ、その中から宇宙服を纏った宇宙人が現われる。懐から、小さな器具を取り出す宇宙人。それを兵器と間違えた兵士が宇宙人を狙撃する。が、続いて出てきたロボットに、軍の兵器は光ビームで溶かされてしまう。
 宇宙人は、クラトゥと名乗り、病院で怪我の治療を受けるが、持参した薬で直ちに治癒、病院を抜け出してしまう。
 クラトゥは、物理学者、バーンハート教授に、世界の国々に同時にメッセージを贈りたいので、世界の科学者を一堂に集めてくれるように依頼するが、その直後、クラトゥを追う軍隊により射殺される。再び動き出すロボットに助け出されたクラトゥは、宇宙船の中で蘇生され、宇宙船の前に集まった科学者集団に、「地球人同士にも、また、近隣の宇宙にも暴力を振るってはいけない。このロボットは、宇宙を見張る警察である」というメッセージを残して、円盤で去っていく。

 空飛ぶ円盤が初めて映画に登場した、といわれる作品です。 
 多分にノスタルジーもあるかも知れませんが、矢張り1951年版『地球の静止する日』の方が、今観ても格段に楽しめました。
 無理に、“クローン”などという理屈を付けなくても、宇宙人が地球人とそっくりでも、ちっとも不思議ではありませんし、クラトゥが、超能力を使えない方が親しみが持てます。
 それに、前の『地球が静止する日(2008)』にも書きましたが、「惨事を起こさず、地球人に脅威を感じさせる方法」を、バーンハート教授がクラトゥに頼んだ結果が「地球の静止」なので、この映画では「静止」させる必要性が納得させられます。
 最後、円盤の縁に立って、全世界の科学者に一席ぶった後、地球滞在中に自分を助けてくれた女性、ベンソンにニッコリ笑い、手を挙げてから去っていくクラトゥのシーンは、矢張り映画はかくあらねば、と感じさせられました。
 映画の中で、クラトゥが、「4億キロを5ヶ月掛けて旅してきた」と語るシーンがありますが、今、計算してみると、秒速:30キロメーター(合っているでしょうか?)。『地球が静止した日』の飛行物体は、秒速、3万キロメーター(何と光速の1/10!)なので、50年ばかりの間に、1000倍もスピード・アップしたことになります。また、4億キロというと、楕円軌道で考えると、出発点は火星のことでしょうか。ひょっとして未だ当時は、火星にも文明が・・・。
 それにしても、1951年頃のパトカーや電話機はあんなものだったのですね。また、タバコを吸わない私にとっては、よくもこんなにみんな揃って、むやみにタバコばかり吸っているものだと煙たくなりました。(笑)
 今回の映画にも、夫を戦争で失った母親、ベンソンと、子供、ボビーが主役で出てきますが、二人とも最初から最後まで仲が良く、矢張り昔はよかったなーと思いました。
 そして、多分、その父親が埋葬されていると思われる、アーリントン墓地も出て来ます。

1951/アメリカ/20世紀フォックス
監督:ロバート・ワイズ
製作:ジュリアン・ブラウスティン
脚本:エドマンド・H・ノース
出演:マイケル・レニー、パトリシア・ニール、ビリー・グレイ、サム・ジャッフェ
1952年日本公開/1時間33分

■Coming Soooon(2008〜2009年)

 3ヶ月が経ちましたので、独断と偏見で、また新しい「Coming Soooon」をお送りします。
 例によって、☆印は、新しい映画か、最新情報が盛り込まれたものです。
 現在、上映中のものも含みます。

『WALL・E/ウォーリー』(米) 2008年12月 5日
   ディズニー/ピクサーが描く、2700年のSFファンタジー。
 地球廃棄物処理ロボットが、謎のロボット“EVE”に一目惚れ・・・。
 しっかりしたSFに仕上がっています。
 http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/index.html
  『252 生存者あり』(日) 2008年12月 6日
   史上最大の巨大台風、日本直撃。
 地下鉄構内に閉じこめられた娘と弟をレスキュー隊の兄が決死の救出・・・。
 http://wwws.warnerbros.co.jp/252/
『地球が静止する日』(米) 2008年12月19日
   映画に円盤が最初に出た、あの名作のリメイク。(『の』が『が』に変わった!)
 主演(宇宙人)は、キアヌ・リーブス。今回のクラトゥは、やや過激。
 http://movies.foxjapan.com/chikyu/
  『K−20 怪人二十面相・伝』(日) 2008年12月20日
   騙されて、20面相に仕立てられた青年が、明智小五郎と共に“本物”と戦う。
 http://www.k-20.jp/
『動物農場』(英) 2008年12月20日
   ジョージ・オーウェル原作を伝説のH&Bが半世紀前に描いた、永遠不変の権力の寓話。ついに日本解禁。
 「今、豚は太っていない。宮崎 駿」。同名小説、発売中。
 http://www.ghibli-museum.jp/animal/
『デイブは宇宙船』(米) 2008年12月19日??
   笑顔を浮かべるエディ・マーフィーの正体は宇宙船。中では同じ顔をした小さなエイリアンたちがこの宇宙船を操作している。が・・・。
 日比谷の「有楽座」で上映予定だったが、現在は『レッド・クリフ』を上映中。
 日本人には向かないコメディだったか!?
 http://www.meetdavemovie.com/
  『ティンカー・ベル』(米) 2008年12月23日
   「ピーター・パン」の相棒、ティンカー・ベルを主人公にした4部作がスタート。
 ウォルト・ディズニー。
 http://www.disney.co.jp/movies/tinkerbell/
『悪夢探偵2』(日) 2008年12月20日
   他人の夢に入ることができる特殊能力を持つ青年“悪夢探偵”
 http://www.akumu-tantei.com/

◎ 2009年
 
  『ヘルボーイ ゴールデン・アーミー』(米) 2009年 1月 9日
   アメコミの異色ヒーロー・アクション。4年振りの続編。
 鋼鉄兵団“ゴールデン・アーミー”を蘇らせ、人類抹殺のエルフ族の王子に立ち向かう。
 http://www.hellboy.jp/
『クローンは故郷をめざす』(日) 2009年 1月10日
   宇宙船外活動で死亡、合法的なクローン人間として蘇った男の姿を通して、生と死や家族の愛を見つめた、美しい映像詩。サンダンス・NHK国際映像作家賞2006受賞作品。
 http://clone-homeland.com/
『ディザスター・ムービー』(米) 2009年 1月10日
   おバカは地球を救う。最近のヒット映画を盛り込んだ、パニック・パロディ映画。
 http://www.disaster-movie.jp/
『ザ・ムーン』(英・米) 2009年 1月16日
   アポロ計画を中心にした、ドキュメンタリー作品。
 NASAの初映像も含まれる?
 http://themoon.asmik-ace.co.jp/
  『感染列島』(日) 2009年 1月17日
   ウィルス・パニック。始まりは、日本。
 リアルにシミュレーションしたパニック作品。
 http://kansen-rettou.jp/
『007/慰めの報酬』(英・米) 2009年 1月24日
   ダニエル・クレイグの007、第2作目。
 第1作目、ラストの1時間後からこの映画は始まる。
 http://www.sonypictures.jp/movies/quantumofsolace/
『20世紀少年 第2章 最後の希望』(日) 2009年 1月31日
   3部作の第2章。前作から15年後が舞台。
 http://www.20thboys.com/index.html
『シャッフル』(米) 2009年 1月31日
   曜日がシャッフルされて過去と未来を往き来する主婦が、愛する家族のために現実に立ち向かう。
 http://shuffle-movie.com/
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(米) 2009年 2月 7日
   80歳の老人の姿で生まれた男が、成長するに従って若返る・・・。
 主演は、ブラッド・ピット!
 http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/
  『ドラゴンボール』(米) 2009年 3月13日
   日本のコミックがハリウッドで映画化。実写版。
 悟空が青い目の高校生になって大冒険!
 http://movies.foxjapan.com/dragonball/
  『マダカスカル 2』(米) 2009年 3月14日
   セントラル・パークの動物園からアフリカに連れてこられた4匹の動物が、飛行機を作り、NYに帰ろうとするお話。『マダカスカル』の続編。
 http://www.madagascarinternational.com/intl/jp/
『ナットのスペース アドベンチャー』(米) 2009年 3月28日
   『フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン』の改題。やっと公開。
 1969年、3匹の蠅がアポロ11号に密航、月に向かう。3Dアニメ。
 http://www.nat3d.jp/menu.html
『ウォッチメン』(米) 2009年 3月28日
   DCコミックのヒーロー“ウォッチメン”が謎の陰謀に立ち向かう。
 ソ連との核戦争勃発の危機に立つ、もう一つのアメリカ。
 http://www.watchmen-movie.jp/
『ベッドタイム・ストーリー』(米) 2009年 3月
   冴えない不動産業者が、甥と姪を寝かしつけるために聞かせた、おとぎ話が現実になる。ウォルト・ディズニー。
 http://www.disney.co.jp/movies/bedtimestory/index.html
  『イエスマン』(米) 2009年 3月
   「イエス」としか言わなくなる男のコメディ。
 主演は、ジム・キャリー。
 http://www.imdb.com/title/tt1068680/
 http://yesisthenewno.warnerbros.com/
『トワイライト 初恋』(米) 2009年 4月
   バンパイアと人間の禁断の愛。アクション・ファンタジー。
 http://twilight.kadokawa-ent.jp/top.html
『天使と悪魔』(米) 2009年 5月15日
   『ダ・ヴィンチ・コード』の著者、ダン・ブラウンの同名小説の映画化。
 主演は同じく、ラングドン教授役のトム・ハンクス。
 http://angel-demon.jp/
『ターミネーター 4』(米) 2009年 6月13日
   (原題:Terminator Salvation) 新3部作の序章
 舞台は2019年。ジョン・コナー役は、クリスチャン・ベイル。
ターミネーターT−800は、ボディービルダー出身で、俳優のローランド・キッキンガー。シュワちゃんが、特別出演か!?
 http://www.sonypictures.jp/movies/terminatorsalvation/
『スタートレック』(米) 2009年 初夏
   11作目。エンタープライズ号乗組員の若き日を描く。
 カークとスポックの出会い!?『エピソード0』的な映画。
 http://www.imdb.com/title/tt0796366/
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』(日) 2009年 初夏
   アスカとその乗機、新エヴァンゲリオンの登場。
 http://www.evangelion.co.jp/
『モンスターvs.エイリアン』(米) 2009年 7月11日
   隕石の不思議な力で巨大化した少女。
 政府が集めた怪物と共にエイリアンに立ち向かう。3Dも。
 http://www.imdb.com/title/tt0892782/
 http://www.monstersvsaliens.com/
  『ハリーポッターと謎のプリンス』(米) 2009年 7月17日
   シリーズ、第6作目。
 http://harrypotter.warnerbros.co.jp/
『アイス・エイジ 3』(米) 2009年 7月25日
   (原題:Dawn of The Dinosaurs)
 氷河期以前に滅亡した恐竜が地下深くのジャングルで生き残っていた・・・。
 20世紀配給、CGアニメ。3Dも。
 http://movies.foxjapan.com/iceage3/
『ボルト』(米) 2009年 8月 1日
   TVでスーパー・ヒーローを演じるハリウッドのタレント犬、ボルトがNYで迷子に。
 スーパー・パワーが自分にもあると勘違いするボルトが、大陸を横断してLAに向う。
 http://www.imdb.com/title/tt0397892/
 http://disney.go.com/disneypictures/bolt/
『2012』(米) 2009年 8月
   2012年に起こる地球規模の災害に立ち向かう人々の物語。
 古代マヤ暦の予言によると世界が滅亡する年。監督は、ローランド・エメリッヒ。
 http://www.imdb.com/title/tt1190080/
  『グリーン・ホーネット』 2009年 夏?
   黒マスクと黒コート姿で悪に向う。人気ドラマの映画化。
 http://www.imdb.com/title/tt0990407/
 http://www.sonypictures.com/movies/thegreenhornet/
『トランスフォーマー2(仮題:リベンジ)』(米) 2009年 夏
   続編。主演、監督は同じ。
 米軍が保管していたメガトロンが、ディセプティコンに奪われる。
 http://www.imdb.com/title/tt1055369/
 http://www.tranSFormersmovie.com/
『ナイトミュージアム2』 2009年 夏
   続編。主演、監督は同じ?
 歴代大統領や絶滅動物が生き返る!?
 http://www.imdb.com/title/tt1078912/
『MW ムウ』(日) 2009年 夏
   手塚治虫のピカレスク・コミックを実写化。
 16年前、秘密化学兵器の毒ガスMWで理性を失った青年が、人類滅亡をたくらむ。
 http://mw.gyao.jp/
『G−フォース』(米) 2009年 9月
    特殊訓練されたモルモットたちが専用のスパイグッズを駆使しながら、米国政府の最高機密ミッションに挑む。ディズニーアニメ。声:ニコラス・ケイジ。
 http://www.imdb.com/title/tt0436339/
 http://disney.go.com/disneypictures/gforce/
『クリスマス・キャロル』(米) 2009年11月中旬
   ロバート・ゼメキスがパフォーマンス・キャプチャーで挑戦。3DCGと実写。
 クリスマス・イヴ、男の前に精霊が現われ、過去、現在、未来を体験させることで、彼の秘めた人間性を目覚めさせる。
 ウォルト・ディズニー。
 http://www.imdb.com/title/tt1067106/
『アバター』 2009年12月
   ジェームス・キャメロン監督による製作費2億ドルのSF超大作。
 立体デジタル撮影装置フュージョン・カメラ・システムとパフォーマンス・キャプチャーによる最新CG技術を融合させた全く新しい映像で、地球とは全く異なる文化を持つ惑星パンドラの物語を描く。(米国公開:2009/12/18)
 http://www.imdb.com/title/tt0499549/
『カールじいさんの空飛ぶ家』(米) 2009年12月
   原題:『UP』。ウォルト・ディズニー。
 78歳の後期高齢者が、8歳の冒険家と出会い、奇跡の旅にでる。
 http://www.imdb.com/title/tt1049413/
 http://disney.go.com/disneypictures/up/
『ウルフマン(原題)』(米) 2009年 予定
   古典ホラー、「狼男」の復活。
 http://www.imdb.com/title/tt0780653/
  『バビロンA.D.』(原題)(米) 2009年 予定
   廃墟と化した近未来の地球が舞台。主演は暴れん坊、ヴィン・ディーゼル。
 SFアクション映画。
 http://www.imdb.com/title/tt0364970/
  『科学忍者隊ガッチャマン』(米) 2009年 予定
   日本のTVアニメがハリウッドで映画化
 http://www.imdb.com/title/tt0818257/
『X-MEN オリジンズ:ウルヴァリン(原題)』(米) 2009年 予定
   ウルヴァリンが、X−MENに合流する前の物語。
 http://www.imdb.com/title/tt0458525/
  『ノウイング(原題)』(米) 2009年 予定
   50年前のタイムカプセルから、詳細な大災害の予告が届く。
 主演:ニコラス・ケイジ
 http://www.imdb.com/title/tt0448011/
  『ホワイトアウト(原題)』(米) 2009年 予定
   南極の極夜、直前に起こる殺人事件?
 http://www.imdb.com/title/tt0365929/
  『ランド・オブ・ザ・ロスト(原題)』(米) 2009年 予定
   キテレツ科学者がタイムマシン研究中に、原始時代に迷い込む。
 米国、人気TV番組の映画化。
 http://www.imdb.com/title/tt0457400/
  『ゲーム(原題)』(米) 2009年 予定
   近未来。死刑囚が殺人ゲームの駒となる・・・。
 http://www.imdb.com/title/tt1034032/
  『よなよなペンギン』(日) 2009年 予定
   ペンギンが空を飛ぶと信じている6歳の少女と、気弱なゴブリンが、友情と勇気の大切さを学んでいく冒険ファンタジー。
  『カムイ外伝』(日) 2009年 予定
   “抜け忍”となったカムイの戦いの旅路。
 白土三平の同名劇画の映画化。
 http://www.kamuigaiden.jp/
『鉄腕アトム』(米) 2009年 予定
   原題:『ASTROBOY』。(2009/10/23,全米公開)
 手塚治虫のコミックがハリウッドでCGアニメに。
 http://www.imdb.com/title/tt0375568/
  『パンドラ(原題)』(米) 2009年 予定
   宇宙船のスリープ・カプセルから目覚めた乗組員を襲う、謎のエイリアンとの恐怖の戦い。
  『ドゥームズデイ(原題)』(米) 2009年 予定
   近未来。謎のウイルスが万延。
 唯一、このウイルスに効くワクチンを持っている国は・・・。
 http://www.imdb.com/title/tt0483607/
 http://www.doomsdayiscoming.com/
  『イマジナリアム・オブ・ドクター・パルナッサス』(米) 2009年 予定
   人間の想像力を操る博士が・・・
 http://www.imdb.com/title/tt1054606/
 http://www.doctorparnassus.com/
  『Thick as Thieves(原題)』(米) 2009年 予定
   伝説の大泥棒が企てた20億円の財宝強奪計画。予期せぬアクシデントで計画は・・・。主演:モーガン・フリーマン。
 http://www.imdb.com/title/tt1112782/
  『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』 2009年 夏
   12世紀のペルシャが舞台の冒険活劇。
 http://www.imdb.com/title/tt0473075/

◎ 2010年
『シン・シティ 2』(米) 2010年 予定
   http://www.imdb.com/title/tt0458481/

◎ その他進行中
  『ジュラシックパーク 4』 企画進行中
  『マッドマックス 4』 企画進行中
  『華氏451度』 リメイクスタート?
  『遊星からの物体X』 続編スタート
  『フラッシュ・ゴードン』 リメイクのリメイク スタート
  『火星のプリンセス』 スタート
  『3001』 クラークとは関係なし コメディ?
  『アルタード・ステーツ』 1980年版のリメイク
  『ファウンデーション』 脚本スタート
  『直立人間・穴居人 コメディ』 哲学的思考をする穴居人は、・・・。
  『時間犯罪』(西?) 半時間前まで時間を遡れる男の物語。
  『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:急』(日) 公開日未定
  『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:?』(日) 公開日未定
  『タンタンの冒険』(米) 公開日未定
   三部作。スピルバーグとピーター・ジャクソンが監督。3D!
  『不思議の国のアリス』(米) 2010年 米国公開
   3D!
『ミクロの決死圏』(米) 監督:ローランド・エメリッヒ リメイク
『2012』(米) 監督:マイケル・ベイ 同名小説の映画化 2007年秋 撮影開始

◎ ハリウッドで進行中の日本アニメ
  『新世紀エヴァンゲリオン』 プロモーション版作成中(実写版?)
  『AKIRA』 企画内容検討中
  『宇宙戦艦ヤマト』 企画内容検討中
  『ルパン三世』 企画検討中
  『MONSTER』 企画内容検討中
  『サイボーグ009』 企画検討中
  『超時空要塞マクロス』 企画検討中
  『鉄拳』 企画検討中
  『Voltron』 企画検討中
「百獣王ゴライオン」の映画化
  『Parasyte』 企画検討中
「寄生獣」の映画化
  『Battle Angel』(米) SFコミック『銃夢』の映画化
2009年?

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