毎月、20枚近くのアニメDVDと10枚以上のCDを買いあさり、30冊近くのコミックやライトノベルズを買い込む様な人間が、その中から気に入った物を適当な解説付きで紹介したいと思います。
近況:
前回の舌の根も乾かないうち、またもやAmazon.comから、20タイトルものDVDが届くのは何故だ〜(^_^;;;
そのうち16タイトルは約20年前のアニメ『装甲騎兵ボトムズ』でした。懐かしいというか今見ても全然古さを感じさせないストーリー運び、魅力的なキャラクター、硬派なメカニック、そして伝説にもなっている「次回予告」と…、「何故早く日本国内で発売にならないのか?」という作品です。作品データとしては、リージョンコードは「フリー」、音声は「日本語のみ」、英語字幕が焼き付けと言うことで、ちょっとだけ残念ですが買って損はなかったDVDでした。総集編が本放映時に、3話放送されているのですが、本編舞台変換の区切りに合わせて順番が移動されています。
先月へたったiBookのバッテリーは新しいのを購入しました:-) これで2時間DVDを見っぱなしでも大丈夫ヽ(^o^)ノ
『探偵王女フジコ
ペイガン・ゴッドの白狼』 ISBN4-8291-6207-4 深見真(富士見書房)
イラスト:ひさいちよしき ¥540 '03/5/15 ☆☆☆1/2☆ 第二次大戦を間近に控えた時代、家出をしてきた十五歳の少女・ジェシカと、東ヨーロッパの小国ティルナパンの王女・クラウディアが、首都カサンドラで出会うところから物語が始まります。クラウディアは時々城を内緒で抜け出し、街中で私立探偵フジコという触れ込みで事件を追っていた。その事務所の募集広告を見てジェシカがやってくるのですが、そこら辺は意外とどうでもいい。
王女とは言え頭脳派ではなく肉体派なクラウディアと、何でもよく見て考えるジェシカがコンビを組んだところから始まる冒険譚。ライバルとなる怪盗は「実は…」と言う伏線も張られています。
既に2巻目が出ています。 |
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『シルバー・ウィング』 ISBN4-8402-2409-9 神野淳一(メディアワークス)
イラスト:成瀬裕司 ¥610 '03/7/25 ☆☆☆1/2☆ この作者2冊目。前の巻と同じ舞台設定、しかも物語中の日付も同じという作品です。もちろん主人公は友達同士という設定です。
大陸の西にある島国と大陸を占領した国の戦いの中で、活躍する少女たちの物語。どう見ても第二次大戦のバトルオブブリテンをそっくりそのまま持ってきたと言う何とも言えない舞台背景。乗っている航空機がP-38ですか…。その他の敵側・味方側の航空機も名前を見ただけでだいたい形が分かるってな感じです。とは言え、魔道騎士とか魔女と使い魔とか、そこら辺のファンタジーらしきガジェットを入れてあります。
まぁ一作目よりは読めるストーリーになっていて、ありきたりとは言えラストが良かったので「1/2☆」分、おまけしてあります。 |
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『VS
−ヴァーサス− file 1 始動!超科学特殊捜査班』 ISBN4-8291-1538-6 麻生俊平(富士見書房)
イラスト:硝音あや ¥560 '03/7/25 ☆☆☆ 訳も分からないうちに「流出技術」と呼ばれる超科学を使用するテロ組織と、それに対抗するための警察・自衛隊の合同組織の争いに巻き込まれて行く主人公・鷹匠次郎。
その合同組織の一員だった兄を殺され、その関係で家族もテロ組織に狙われ自身も重傷を負ったが「流出技術」を使うことにより一命を取り留め、復讐のためにその組織に身を置くことになる、と言うストーリーです。
まだまだ始まったばかりで、登場人物が動き出しただけですねぇ〜。 |
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『エイティエリート
Act 1.星空の人魚』 ISBN4-04-425803-1 庄司卓(角川書店)
イラスト:近衛乙嗣 ¥590 '03/7/1 ☆☆☆1/2☆ 銀河連邦中央軍所属機動要塞「レア」を利用したギャラクティックサーカスを隠れ蓑に活躍する、秘密部隊・エイティエリートに所属する少女たちの物語。とは言え、見習い隊員として少年も含まれたようだが…。
シリーズ一作目という事で、メインキャラクター11名の紹介をするのに忙しくストーリーの方はおざなりって感じですね。それぞれ特殊な能力を持っているという設定のようですが、名前と姿がまだまだ一致していないので、読んでいてあまり面白くありません。
これからに期待という事で、「1/2☆」分、おまけ。
この作者さんのシリーズでは『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』というのがありましたが(過去型…)、その作品と比べるとずっとレベルが落ちると思います。『ヤマモト・ヨーコ』シリーズは「あと2巻ぐらいで完結する」と言っておきながら、それ以降出版される気配もありません…(;_;) |
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