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毎月、20枚近くのアニメDVDと10枚以上のCDを買いあさり、30冊近くのコミックやライトノベルズを買い込む様な人間が、その中から気に入った物を適当な解説（ほとんど役に立たないかも）付きで紹介したいと思います。
近況：
新しい年になってしまいましたね。私としては年末はお祭りに参加していたので、ほとんど何もしないうちに2003年が終わってしまったというのが、本音ですね。
今年も、色々紹介できるような面白いライトノベルズ系が出版されますように。
『A君(17)の戦争
6 すべてはふるさとのために』
ISBN4-8291-1547-5
豪屋大介（富士見書房）
イラスト：伊東岳彦・北野玲&モーニングスター
¥660 '03/11/25
☆☆☆1/2☆
冒頭からの展開で、ランバルト王国にとらえられている、魔王・田中さんの救出がなったのかと思っていましたが、いや〜、こういう展開になるとは…。
この世界の上位の存在というのが、最終的な敵となるのかなぁ、と言うのがしっかりと見えてきました。基本のストーリーは、いつものように戦いに至るまでの過程をしっかりと積み上げ、ランバルト首都に対する一撃を盛り上げています。各キャラにこの作戦用に付けられたコールサインは、太平洋戦争開戦時の奴で、そこら辺の歴史をちょっと囓ったことがあるととっても楽しい。 |
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『護くんに女神の祝福を!
2』
ISBN4-8402-2544-3
岩田洋季（メディアワークス）
イラスト：佐藤利幸
¥550 '03/12/25
☆☆☆1/2☆
つい最近、このシリーズの１巻目を紹介したばかりですが、また紹介しちゃいます。
１巻でもちょっとだけ言及されていた、学園祭がメインのストーリー。やっぱり、学園もの＋ラブコメと言ったら、定番である学園祭は絶対にはずせませんよね。ここでも、鷹栖絢子さんの吉村護くんに対する壊れ気味のラブラブっぷりは健在です。ストーリーは前の巻と違って、ほとんど学園内だけで進んでいきます。まぁそれよりも何よりも、表紙の美しい絢子さんのイラストが全てを物語っていますね。 |
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『ユニバーサル・アーミー』
ISBN4-257-77022-8
藤原征矢（朝日ソノラマ）
イラスト：鈴木雅久
¥552 '03/12/31
☆☆☆☆
人類初の植民惑星クリシュナ。その星の宇宙軍に属する諸星一馬大尉が、数十年ぶりに地球から来た女性訓練生３名の教官を押しつけられるところからストーリーは始まります。もちろん主人公をライバル視するキザな同期が、同じように残り３名の訓練生の教官になるという、お約束もちゃんとあります。
冒頭の軌道エレベーターから衛星の修理に出発するシーンや、海底での沈没船の積み荷の回収、火山の噴火から江戸を模した都市の住民を救出、と息つく間もなくストーリーは進んでいきますが、途中途中で読み手にちょっとした違和感が感じられる。そして、明かされる植民星の真実…。ちょっとした虚無感が…。
あと「あとがき」が秀逸です。でも読むのは、本編を読み終わったあとにした方が無難。
しかし、普通の書店では朝日ソノラマ刊の書籍は、たとえ新刊であっても平台にも置いてくれない状況になってしまったのですね。この本も棚にちょっとだけ有るソノラマ文庫コーナーに見慣れないタイトルが有ったから手に取ってみたのですよ。いつも棚を観察しているような人でなければ、気が付かないようでは、いくら良い本でもどうしようもないですよね…。 |
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『めがねノこころ』
ISBN4-8402-2548-6
ゆうきりん（メディアワークス）
イラスト：いぬぶろ
¥590 '03/12/25
☆☆☆1/2☆
まぁ、ちょっと狙い過ぎと言いたいのだが、こうやって帯の文に引かれて買ってしまうからなぁ〜。
眼鏡を掛け替えることにより、刷り込まれた人格が発動するようにされた悲しい少女の物語。でもって、服を着替えることにより同じように刷り込まれた人格が発動する少女と、一人の少年を巡って死闘を繰り返すと言うラブコメ。
って、あれ？違ったかな〜。
まぁ、表紙の眼鏡っ娘に、口絵のゴスロリ少女と言うことで、もちろん買わざるを得ないと言うことでしたね〜。ラストに、ちゃんと次巻以降への布石が打ってあります。 |
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『マリア様がみてる
バラエティギフト』
ISBN4-08-600360-0
今野緒雪（集英社）
イラスト：ひびき玲音
¥419 '04/01/10
☆☆☆☆
さすがに10月に体育祭のエピソードを収録した長編が出版されているので、今回は雑誌に掲載された短編を書き下ろしのつなぎと新作短編を入れて、１冊にしたものです。
聖誕祭、ウァレンティーヌス、入学試験から新入生の行事までのエピソードが収録。そのうち楽しませてもらったのは聖誕祭に関係するエピソードですねぇ。
年末のお祭りでも、この「マリみて」関係のサークルやコスプレが大盛況でしたねぇ〜。 |
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