毎月、20枚近くのアニメDVDと10枚以上のCDを買いあさり、30冊近くのコミックやライトノベルズを買い込む様な人間が、その中から気に入った物を適当な解説(ほとんど役に立たないかも)付きで紹介したいと思います。
近況:
うみゅ〜、前回もまた休載とさせてもらってしまいましたmOm
2月分は色々紹介したいモノが沢山あったのですが、どうしてもレビューをしている暇がなかった…。もうこの歳になると徹夜の仕事が続くと辛いですな。
と言っても、DVDはちゃんと見ているのですが…。おぃおぃ > 自分
『先輩とぼく』 ISBN4-8402-2612-1 沖田雅(メディアワークス)
イラスト:日柳こより ¥578(本体:¥550) '04/2/25 ☆☆☆☆ クリスマスイブ、憧れのつばさ先輩とUFOウォッチングに行ったはじめ君。なんと二人とも宇宙人に捕まって、脳を取り出され調査されて、その脳を元の体に戻すときにハプニングが発生し…。結局二人の脳が入れ替わってしまい、そこから始まる日常のドタバタ。
はじめ君の特技(?)は幽体離脱だし、元々二人の周りには変な性格の人ばかり集まっていたから、結構軽い感じでストーリーが進みます。ラストに関しては、途中にある日記をよ〜く読んでいると、分かりますな。 |
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『我が家のお稲荷さま。』 ISBN4-8402-2611-3 柴村仁(メディアワークス)
イラスト:放電映像 ¥578(本体:¥550) '04/2/25 ☆☆☆1/2☆ 妖怪に狙われた三槌家の末裔・高上透を護るために、三槌家の先祖が封印した霊弧・空幻を祠から解封した。その妖怪を退治したのはいいが、何処へでも行くがいいと言われたが、高上兄弟を気に入ってしまった空幻は無理矢理守り神としてついて行くことに。
高上兄弟の住む町で、騒動を起こしたり、起こされたり。それでも読後のさわやかさは、格別なモノである。 |
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『塩の街』 ISBN4-8402-2601-6 有川浩(メディアワークス)
イラスト:昭次 ¥578(本体:¥550) '04/2/25 ☆☆☆1/2☆ 塩が世界を埋め尽くし、社会が崩壊寸前に陥ってしまっている時代。一人の少女・真奈と男・秋庭が東京の片隅に暮らしていた。その二人を中心に物語は進んでいくのですが、最初の章は読み切りって言う感じで、ラストがとっても切ない。しかし、ストーリーが進むに連れ、塩害の原因とそれを取り除こうとする人々の戦いが動き出し、否応なしに巻き込まれていきます。そして、出撃していく秋庭、戻ってくることを信じて待ち続ける真奈。って言うか、実は地球侵略モノだったのね:-)
この作品は電撃ゲーム小説大賞 大賞受賞作品です。 |
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『スピリチュアル
働かざるモノ喰うべからず』 ISBN4-8401-1036-0 平谷美樹(メディアファクトリー)
イラスト:カシマミ ¥609(本体:¥580) '04/2/29 ☆☆☆☆ 斎宮冴は除霊術斎宮流の当主で、中学三年生ながら学費やら何やらを稼ぐために、頼まれた除霊や占いをこなす忙しい日常を過ごしていた。学校の部室で変な物音がしたりするのを何とかして欲しいと頼まれたのが発端で、新興宗教の跡目争いに巻き込まれてしまう。いや〜、最終的に解決したのは祖母なんですがね。読んでいて、そのシーンがビジュアルに頭の中に浮かんで来るというのはよい感じ。
あっ、2月号「著者インタビュー」の平谷美樹氏の本だ。って、読み終わってから気が付いたのです。実を言うと2002/7にソノラマ文庫で発売された「君がいる風景」も素晴らしかった。こちらはNHK少年ドラマシリーズと言った感じのジュブナイル。 |
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『天華無敵!
2』 ISBN4-8291-1587-4 ひびき遊(富士見書房)
イラスト:桐原いづみ ¥588(本体:¥560) '04/2/25 ☆☆☆1/2☆ シリーズ二作目。
今回は謎のメールにさそわれて、大昔の争いによって月の大地がえぐり取られてしまい、その影響を押さえるように作られた人工の「第二の月」が地上に落下するのを食い止めるために、天華たち御一行が軌道エレベータを登って、登って、登りまくるストーリー。
って、これで終わってしまってはなんですので、天華を「お姉様〜」と慕う少女・プロテが登場。前回の目標の遺跡・ドラゴンはなんのために作られたかがいまいちだったのですが、今回の第二の月は、ちゃんと目的があって納得できるのが、良い。 |
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