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Author Interview

インタビューア:[雀部]&[稲葉]&[史仙]

『BLUE RAINBOW』
> 丘野ゆうじ著/齋藤卓也イラスト
> ISBN 4-08-630080-X
> 集英社スーパーダッシュ文庫
> 533円
> 2002.5.30発行
 旅の途中でバイクがエンコしてしまった美少女ネルは、街の酒場で怪しげな若者達に声をかけられほいほいついていってしまう。危ういところを銀髪の偉丈夫ジャスティンに助けられた彼女は、お宝のにおいを嗅ぎつけ彼の行動を見張るが……
 ジャスティンが、さすらいの賞金稼ぎ。ネル嬢ちゃんが、お宝を探して旅を続けるトレジャー・ハンターという設定。今回彼らが巻き込まれたのは、ゴーストタウンの町長から頼まれた辺りに巣くう野党の排除。その野党達には、なんと吸血鬼がまざっているという噂もあった。
 どうも主人公は、軍隊上がりで違法(まあ戦争のときは違法もへったくれもないでしょうが)な生体手術を受け、常人よりワンランク上の身体能力を備えているらしいです。
 う〜、どういう展開になっていくんだろうねぇ。

『BLUE RAINBOW』

雀部 >  さて今月の著者インタビューは、新しい試みとして「アニマ・ソラリス」読者からの熱烈なリクエストにお答えして、インタビューをおこないたいと思います。
 そのお方とは、5月30日に『BLUE RAINBOW』を出された丘野ゆうじ先生です。
 では丘野先生よろしく願いします。
丘野 >  どうぞよろしくお願い致します。
 頂いたメールに列挙されていた他先生方のお名前を見ると、皆様第一線のビッグネームばかりで、なぜ青少年向け専門の私が? と多少とまどっておりますが。なにとぞお手柔らかにお願いします。
雀部 >  丘野先生の作品は、そのキャラと共に背景となる物語世界が魅力だと思うのですが、こういった設定は、どういうところから思いつかれるのでしょうか。
 また、それは登場人物たちのキャラクター設定が先ですか、それともキャラたちを活かすために背景世界を創造されるのでしょうか?
丘野 >  基本的にはキャラクター設定が先行します。そして当然のことながら私の作る話に出てくるキャラクターはみな何がしか超常の能力・素質をもっていますから(そうでなければ文字通り『お話』になりません)、その能力・素質を彼あるいは彼女が持つに至った経緯や、そのために周囲に及ぼす影響などを同時に考えてゆくうち、自然に背景設定もできあがります。なので……正確には、キャラクターそのものの設定(容姿その他)よりもそのキャラクターの持つ超常性とその種類、外界との関わり方から入っていく、ということになりますでしょうか。
 もちろん、まず背景世界ありき、というパターンもたまにあります。たとえば以前「ハイランディア」という、現代日本の高校生が異世界にワープする、ある意味王道というかお約束的な話を書いたことがあるのですが、そのときは完全にまず異世界の設定から始まりました。その世界は文化文明的にどの程度の発展段階にあるのか、魔法など超常の要素はどのくらい存在しているのか、どんな国々・勢力が存在してどんな対立関係があるか、その他諸々です。
雀部 >  なるほど、キャラ設定が優先するわけですね。
 比較的最近の作品では(<BLUE RAINBOW><ゼロハンター><PAINKILLER>シリーズ等、<ぱられるロイド☆ヒトミ>は少し違うようですが)肉体変容した(させられた)主人公もしくは敵キャラが多いように感じたのですが、これは意識してそうされているのですか。
 また、それらの根底を成す医学知識もちゃんと押さえてらっしゃって感心したのですがそれは、医学書編集者としての経験が活きているのでしょうか。
丘野 >  上にも書きましたように、主要キャラクターにはほとんど必ず何かの超常能力を与えてがんばってもらうようにしておりますので(何か変な言い方ですね)、もちろんその能力を得た時点で、肉体あるいは精神の変容は起こらざるを得ません。
 医学知識その他は、到底『押さえている』などというレベルではありません。こんなことを言ってしまうとミもフタもないですが、そういったたぐいの記述はあくまで『味付け』というか……こけおどし的小道具というか……たまたま知っていたこと、あるいは必要に応じて調べただけというか……答えていてだんだん自分が哀しくなってくるので勘弁して下さい。
 しかし、そんなに『知識』と呼べるほどのものが話の中にありましたでしょうか?
 正直いって自分としてはあまり記憶にないのですが。
 なお、編集者時代の経験は無関係です。遥か昔のことですし……。

ちょっと距離を置ける・癒される

雀部 >  あらら(爆)
 丘野先生の作品には、読んでいる間は、世知辛い現実の人生からちょっと距離を置ける・癒されるという逃避文学としての側面もあると思うんです。ジェフ・ライマンが、『夢の終わりに…』で「ファンタジーとは、痛めつけられた子供が、最後に逃げ込む隠れ場所だ」という記述があって、私はなるほど確かにそうだと思いました。
 丘野先生は、そういう逃避文学としての側面をどうとらえていらっしゃるのかお聞かせ下さい。
丘野 >  癒してますか!? それはまるで意識したことがないです。常に、読みおえるまでの数時間を楽しんでもらえれば、としか考えていませんので……。
 たしかにつまるところ主人公が敵を倒してゆく単純な話ですから、読んでいて逃避になるのかも……しれませんね。ウルトラマンも水戸黄門もそういうことですから。
雀部 >  あ、特に<ぱられるロイド☆ヒトミ>シリーズなんかにそれを感じました。
 ありがとうございました。ではつぎに“丘野ゆうじファンサイト 『ケースS』対策本部”を主宰されている、丘野先生の大ファンである稲葉さんにバトンを渡しましょう。

「ワイルド7」が始まりかもしれません。

稲葉 >  よろしくおねがいします。
 私が初めて出会ったファンタジー小説が「闘士覚醒」で、世の中にはこんな小説があるんだ!とかなり衝撃を受け、とくにその緻密な情景描写に惹かれました。
 その後ライトノベルにハマったり私は丘野先生の作品からかなり影響を受けたと思うのですが、丘野先生は影響された作家さんや作品はありますか?
丘野 >  影響は……どうなんでしょう? かなり以前「あんたのなんて菊地秀行先生の二番煎じよ!」なんてお手紙を読者に頂いたことがありましたが、どうもピンときませんでした。でも読んだ人がそう思うならそうなんだろう、それに出がらしならともかく『二番』煎じならちょっといいかも、くらいに納得しましたが(ちなみにもしグロテスクな描写とかアクション、文体の端々からそうみたのなら、むしろラインとしては夢枕獏先生のほうが近くないか? あるいはグッと大きく出て故大藪春彦先生に似てると言われたらけっこう嬉しいんだけどなあ、と当時は思いました)。
 自分自身の意識の中では、とくに誰それに影響されているという感覚はありません。しかし当然、物心ついてから消費してきたさまざまな小説やマンガや映像作品のすべてに影響されていることはまちがいないでしょう。
 あ、でも唯一……アクション好きになったのは、中学生の時に虜になった望月三起也先生のマンガ「ワイルド7」が始まりかもしれません。いや、きっとそうです。
稲葉 >  昔からのファンとしては、どうしても新しい作品を昔のものと比べてしまうのですが、「BLUE RAINBOW」を読んで感じたのはハードな「PAINKILLER」みたいだなぁ、という印象なんです。「PAINKILLER」もおそらく完全燃焼せずに終わった作品なのではないかと思うのですが、その魂をいくらかこの場で生かしてやろう!みたいに意識して書かれたところはありますか?
丘野 >  魂というほど身構えてはいませんが、稲葉さんのご感想は当たっていますね。まあ持ちネタが少ないという理由もあったりしますが。
稲葉 >  今作の主人公と敵は人間の手によって作りだされたいわばモンスター。その苦悩も物語の一つの柱だと思うのですが、今後ますます激しさを増すであろうアクションと共にその心境も掘り下げられていきますか?
 過去にいじめや、差別と言った社会問題がそれとなく問題提起されていたのが私には丘野作品の大きな魅力なので、気になるところです。
丘野 >  おのれが異物であることへの想いを吐露する場面は出てきます、というよりも書かざるを得ません。最終的にはある意味『親殺し』的な闘いになってゆくのでしょうか。ただこの話の場合、すでに脱稿した2巻で明らかにしましたが、主人公にはもうひとつ背負ったものがあり……話としてはそちらに重心を置くと思うので、主人公自身の苦悩の解決あるいは昇華がメインの流れとはなりません。どうしようもない苦悩は結局そのまま背負って生き、そして自分自身で意味づけをして死んでゆくしかないのです。
稲葉 >  自分の背負ったものの意味は最期の時にならないとわからないし、わからないかもしれない。
 それはジャスティンだけでなくすべての人にいえることですよね。
 同じく異能力者を主人公とした「ネオ・エンジェルズ」のあとがきで、主人公杏介にとってヒロイン二葉は恋人より大切な存在だったとありますが、ジャスティンにとってネルもそんな存在になっていくのでしょうか?
丘野 >  おそらく。

「ぷるるんゲッター」

稲葉 >  あとがきにある「CMで気になってたアレ」とはどれですか?
丘野 >  敵アジトからの脱出時に使ったジェットパックです。いまはもうやってませんが、ちょっと前まで、スマップの中居くんがロト宝くじで大金持ちになって、仕事帰りに同僚を置いて道路から飛び立ってゆく……というCMがありましたよね。アレです。
稲葉 >  なるほど、ありました。あんな機械が実際にあったら便利ですよね。
 どこかの軍事施設とかで密かに開発されてたり……したらいいなぁ。
 今回のシリーズには出番がないかもしれませんが、「こちらエルフ探偵社」以降、「ぷるるんゲッター」というアニメが作中に登場しますよね。密かに楽しみにしているんですが今後大きな展開はありますか?
 ソロで小説化されるとか……。
丘野 >  星魔バスターの天坊が著名同人作家をへて人気マンガ家「三命院ヒカル」となり原作を手がけた、あのマニアックなアニメのことですね。
 今後も現代日本を舞台にした話の場合随所に出てくるという小さな展開(?)はありそうですが、それ以上は私もまったくわかりません。
 もちろんソロで書く機会があれば……前向きに。
稲葉 >  えっ、「ぷるるん」も三命院ヒカルの作品なんですか!? それは知りませんでした。
 今後の出番、期待してます。
 そもそも丘野先生が小説を書き始めたきっかけは何だったのでしょう?
丘野 >  子どもの頃から本を読むのが大好きだったからです。
 小学生の頃は、故星新一先生をよく読んでいたため、影響というかそのまねをしてド下手糞なショートショートをたくさん書いていました。そのあと十数年は自分で話を書くということはしなかったのですが……たしか大学の三年か四年のころ、唐突に思い立ってアルバイト情報誌で(これは記憶に自信がありません。とにかく小説誌ではなく一般の雑誌でした)募集していた賞に応募し、あたりまえですがかすりもしませんでした。ある程度長さのある話をポツポツと書き出したのはその後、主に会社に入ってからのことです。
稲葉 >  本が好き、物語が好き、という気持ちが高じて書き手への道を進まれたんですね。
 異業種で興味のある仕事はなんでしょうか?
 またこれから書いてみたいジャンルはおありでしょうか?
丘野 >  現実になれるかどうか、またそれで生計を立てられるかどうかを無視してよいならば、小さな児童書専門図書館の館長。あるいはヒマでしかたない部署の公務員(いまはそんな部署はないと思いますが)。
 しかしまあ、実際のところ文筆業以外には正直興味がありません。
 書いてみたいジャンルは……ご質問の『ジャンル』とはいささか意味が異なりますが、徒然なるままに記すコラムやエッセイ、です。
稲葉 >  ありがとうございました。
雀部 >  では、三番手は、丘野先生への著者インタビューを熱烈希望され「アニマ・ソラリス」にメールを下さった史仙さんです。

とにかく本を読む。

史仙 >  僕と丘野ゆうじ氏との「出逢い」って、作品上での遭遇でしかないのですが・・・。
 「星魔バスター」シリーズ第一巻「闘士覚醒」がその最初でした。
 光と闇との戦い、というありきたり(失礼!)な印象の物語だっただけに、ホントにコレ、買って良かったのかなぁ?と悩みました。
 が、その後、続編を読んでいくなかで、次第に牽かれていった記憶があります。
 伏線をはっていく巧みさ、物語世界の堅牢さ、魅力あるキャラたち。
 一冊完結より、何巻かのシリーズでもってその本領を発揮するタイプだというそんな印象が丘野ゆうじさんにはあります。
 そんな大長編シリーズ「ハイランディア」ですが、なんとも残念なことに第12巻「蒼穹の彼方」で「未完」となってしまった!
 こういうケースは他にもあって、たとえば荻野目悠樹さんの「双星記」シリーズなんかもそうなのですが、やはりこれからという処で途中うち切りとなっています。
 もし「ハイランディア」が、スーパーダッシュ文庫から再開されるとしたら(別に他でも良いのですが)シリーズを再開する用意はおありでしょうか?
 そして、もし再開するとしたら、どんなシーンが冒頭にくるのでしょう?
 それと、「ペイン・キラー」の続編の予定などは?
丘野 >  もちろん再開の意志はあります(でも残念ながら、そんな話の来る可能性は極度に低いでしょう……)。もう一度自分で作った設定書や資料を読み込んであの『世界』を頭の中に構築しなおさねばならないので、準備が大変ですが。
 再開した場合の冒頭シーンですか。それはまだなんとも……シリーズのラストシーンなら最初からきっちり決まっており、いまも忘れていませんが。
 未完などが多々あるとのお叱りですが、はっきり未完なのはハイランディアだけでは?以前ネオ・エンジェルスの最後に第一部完と記したのは、じつはそれほど考えていたわけではなく……私としては『まあいつか第二部が始まる可能性を否定はしないが、とりあえずこの話はここで終わり』というくらいの気持ちだったのです。しかしその後多くの読者の方々から第二部はいつなんだとお手紙で叱られ、その度に弁解を……。
 他にお休みのように見えるのは、ヒトミとペインキラーのことですね。これらはよんどころない事情のため、しかたありませんでした。ヒトミは、イラストのカーネリアンさんのご体調の関係。そしてペインキラーは単純に売れ行きの問題です。
史仙 >  以前、松岡祐子さん(ご存知「ハリー・ポッター」シリーズの日本における翻訳者)の講演会に参加したおりのこと。参加者からの質問に、「どうしたら翻訳者になれるのか」というのがありました。
 それに対して、松岡さんは「ちょっと順序が逆、自分は外国の素敵な物語を子どもたちに読んでもらいたくて、結果として翻訳者になった」との答え。
 この態度、正しいのでしょう。
 作家だって、身内に書くことで表現したいモノがあり、切磋琢磨の末、作家になる。そうなのでしょう。
 けども、アトにつづく人たちへアドバイスがありましたらお願いします。
丘野 >  あくまで私と同じ、一般にジュブナイルあるいはライトノベルと呼ばれている分野の書き手を目指す方々へのアドバイスということですが。
 とにかく本を読む。マンガを読む。アニメ・映画その他映像作品を見る。そして再び本を読む。
ただし単なる消費者になってはいけないので、いつもというのは無理ですが、ときどきは『自分ならこうする(こう書く)』という視点を持つようにする。
 あと大事なのは……たぶん世界設定やキャラクター設定に凝りまくって、結局膨大な設定を作り上げただけで満足してしまう、あるいは本文を書く気力が失せてしまう人がかなり多いのではないかと思います。それではいけないので、最初の一行を書いたら途中どんなにヘタレても破綻があっても自己嫌悪に陥ってもいいからとにかくエンディングまで書き切る。このほとんど肉体的といってもいい訓練を、嫌がらずに繰り返しましょう。
 そして最後に、それなりに満足いくものが書けたなら、必ず出版社の新人賞に応募しましょう。私がデビューさせていただいたのは『丘野ゆうじ』になる三年前ですが、その頃と比べるといまは非常に多くの賞がありますので、門戸はかなり広いと思います。
 しかしまあ、ほんとうに大変なのはデビューすることではなく、そのあとなんですが。
稲葉
史仙
雀部
>  今回は、お忙しいところ著者インタビューに応じていただきありがとうございました。
 後書きを読むと、電脳世界からは距離を置かれているように感じていたのでうれしい驚きでした。では、最後に今後の執筆予定を、お聞かせくださいませんでしょうか。
丘野 >  上でも触れましたが、BLUE RAINBOW2を数日前に脱稿しました。おそらく9月発売になります。
 現時点の予定では、その次は別の新たなシリーズを始めます(ただしもちろんBLUE RAINBOWを打ち切りにするというのではない……つもりです……たぶん交互に?)。
 新シリーズは、再び現代日本を舞台にしたものになります。これは確定です。

 それでは、こちらこそ大変どうもありがとうございました。
「アニマ・ソラリス」の皆様、また「『ケースS』対策本部」サイトのさらなるご発展をお祈り申し上げます。
稲葉
史仙
雀部
>  楽しみにお待ち申し上げております〜。
雀部 >  今回の丘野ゆうじ先生のインタビューでは、スーパーダッシュ文庫編集部の丸宝さんに、たいへんお世話になりました。丸宝さんありがとうございました。
丸宝 >  田中芳樹先生の原作『klan』を霜越かほる先生でやっています。
 霜越かほる先生のインタビューもご検討ください。
 その他、スーパーダッシュ文庫を今後ともよろしく。
 もっと、暴れるつもりです。
雀部 >  SF・ファンタジー分野の拡大のために大いに暴れて下さい(爆)
 では、霜越かほる先生のファンの方は、著者インタビュー希望と書いて「アニマ・ソラリス」編集部までメールくださいね。


[丘野ゆうじ]
東京出身。血液型O型、身長177cm、精神年齢不詳。出不精。
趣味は読書。好きな食べ物は牛乳。
医学書編集者・失業者・超零細文筆業者と流転の日々を送りつつ小説の執筆を開始。
1991年「闘士覚醒」以後丘野ゆうじとしての人格を確立し、現在に至っている。
来世は吟遊詩人になる予定。
[雀部]
 50歳、歯科医、SF者、ハードSF研所員。
 ホームページは、http://www.sasabe.com/
[稲葉]
 24歳、会社員。
 中学生の頃「星魔バスター」と出会い、ライトノベルの世界を知る。
 丘野ゆうじファンサイト『ケースS』対策本部を展開中。
 http://www.geocities.co.jp/Bookend/8622/
[史仙]
 福岡在住のオールド・SFファン
 歴史学全般にも興味あり。
 「ハイランディア」完結願望協会日本支部会員
 sisen@mte.biglobe.ne.jp

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