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Author Interview

インタビュアー:[雀部]

『妖怪スタジアム』
> 梶尾真治著/海野螢絵
> ISBN-13: 978-4265075058
> 岩崎書店
> 1500円
> 2013.10.31発行
 櫻井蓮は、不思議な町にいた。風景はふだんと変わらない。けれども、他の人が見当たらず、なぜつぎつぎと妖怪が出てくるのだ! 「蓮! 逃げてこい! こっちだ!」「リューセイ!」親友の中村隆盛だった。「ぼくと蓮はいっしょに、ここに飛びこんだんだよ。おぼえていないの?」
 もう一人出会ったのは、年上の女の子亜香里。亜香里は、父親の作った次元転移機で別の次元に来てしまったせいだというのだが!?

『しりとり佐助1 にんじゅつつかいになりたい』
> 梶尾真治著/サカイノビー絵
> ISBN-13: 978-4882644736
> そうえん社
> 1000円
> 2010.9発行
 父上、ぼくは、つよいにんじゅつつかいになろうとおもうのです。そんな、きぼうをもったわかものに、じぶんのにんじゅつをおしえてやろうという、せんせいをしりませんか? 父親は、とおいかなたにそびえる山をゆびさしました。こうして、佐助は、たびにでたのでした。

『しりとり佐助2 幽丹斎せんせいのでし』
>梶尾真治著/サカイノビー絵
>ISBN-13: 978-4882644781
>そうえん社
>1000円
>2011.4発行
しりとり流にんじゅつの達人・しりとり幽丹斎のでしになった佐助。その日からしゅぎょうがはじまった。きびしさはなみたいていではない。いつまでつづく…。

『ダブルトーン』
> 梶尾真治著/吉川龍カバー絵「日々−風−色」('09年、日動画廊)
> ISBN-13: 978-4582835717
> 平凡社
> 1500円
> 2012.5.23発行
 私の記憶の中のあなたは誰? ユミという同じ名前を持つ二人の女性が、互いの記憶を共有している不思議に気づいた時から、衝撃的な愛のドラマが始まった…。

『壱里島奇譚』
> 梶尾真治著/サカイノビー装画
> ISBN-13: 978-4396633455
> 祥伝社
> 1600円(文庫もあり)
> 2010.9.10発行
 現代科学で解明できない謎の商品“おもしろたわし”を調査してほしい―。商社マン・宮口翔一は常務からの特命で、故郷である天草諸島の壱里島へ飛んだ。しかし、その小さな島は強力なパワースポットと化し、奇妙な現象が次々と起こっていた! 翔一はオカルトライター・機敷埜風天と共に力の噴出口・信柄浦岳を目指すが……

『おもいでエマノン』
> 梶尾真治著/鶴田謙二イラスト
> ISBN-13: 978-4198937713
> 徳間文庫
> 660円(新装版)
> 2013.12.15発行
 異国風の彫りの深い顔立ち。すんなりと伸びきった肢体。ジーンズにナップ・サック。ながい髪、おおきな瞳、そしてわずかなそばかす―。彼女はエマノン、ぼくが出会った不思議な少女。彼女は言った、「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と。彼女の口から紡ぎだされる、母から娘へと伝えられたさまざまな『地球』のおもいでたち。

『さすらいエマノン』
>梶尾真治著/鶴田謙二イラスト
>ISBN-13: 978-4198937843
>徳間文庫
>630円(新装版)
>2014.1.15発行
 世界で最後に生き残った象“ビヒモス”が逃げだし、人々を襲った。由紀彦は、犠牲となった父の仇を討つため、象のいる場所へむかう。その途中、一緒に連れて行ってくれという風変わりな美少女エマノンと出会う。彼女は、ビヒモスに五千万年前に助けられたと話しはじめて…。

『まろうどエマノン』
>梶尾真治著/鶴田謙二イラスト
>ISBN-13: 978-4198937928
>徳間文庫
>640円(新装版)
>2014.2.15発行
 一九六九年の夏。“ぼく”は、小学四年生。十歳だった。アポロ11号が月に着陸し、人類初の月面歩行をした日。ぼくは初めてエマノンに会った。父親の仕事の都合で、夏休みを祖母と過ごすことになった少年を待ち受けていたのは、地球に生命が生まれて以来の、膨大な記憶を受け継ぎ、旅を続ける少女エマノンとの冒険だった。
 徳間デュアル文庫から刊行された『まろうどエマノン』と『かりそめエマノン』の中篇を合本して刊行。

『ゆきずりエマノン』
>梶尾真治著/鶴田謙二イラスト
>ISBN-13: 978-4198938079
>徳間文庫
>600円(新装版)
>2014.3.15発行
 エマノンが旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? その意味を知る日まで、彼女は歩く。

『うたかたエマノン』
>梶尾真治著/鶴田謙二イラスト
>ISBN-13: 978-4198636999
>徳間書店
>1700円
>2013.11.30発行
 カリブに浮かぶマルティニーク島に住む少年ジャン。彼は、異国の美少女エマノンと出会う。以前、この島に来たときの記憶を取り戻すために再訪した彼女。画家ゴーギャン、記者ハーンらとともに、ジャンは、島の奥へと旅することに……。
 ソンビや様々な伝説が息づく神秘の島で、エマノンは何を見つけるのか?

雀部> 21世紀空想科学小説シリーズ、今月の著者インタビューは昨年10月末に『妖怪スタジアム』を出された梶尾真治先生です。
 梶尾先生お久しぶりです。前回の『さすらいエマノン』著者インタビューから、もう13年経つんですね。今回もよろしくお願いします。
梶尾> よろしくお願いします。
雀部> 梶尾先生は、3年前に初めての童話《しりとり佐助》シリーズ全2巻を出されてますが、今回の『妖怪スタジアム』と対象年齢の違いはありますでしょうか?
梶尾> 「しりとり佐助」は、ことば遊びが好きな幼稚園から小学校低学年向けに書きました。その原型は、雑誌「飛ぶ教室」掲載のもので、編集の方が気に入って依頼してこられました。まだ完結してませんが、注文が途絶えたのは売れてないということかな。
 今回は小学校高学年を想定してます。
雀部> 「しりとり佐助」、まだ続くんですね。宣伝しなくては。
 《しりとり佐助》は、そろそろ孫(満4歳)に読んでやろうと思っているのですが、読み手の技量によっても、面白さが大きく変わるのではないかと案じております。泥縄で申し訳ないのですが、どういったところに気を付けて読んでやると良いでしょうか。
梶尾> いや、自由に読まれてけっこうです。ただ、しりとりとは、どんな言葉あそびのルールかが、お孫さんにわかるように読んであげて下さい。
雀部> ありがとうございます。先にしりとりをやってみてから読むようにします。
 “「孫にも星雲賞を取らせて星雲賞三代記も夢ではない」と将来の夢を語っている。”とネットに書いてあったのですが、その試みはうまくいってるのでしょうか?(笑)
梶尾> すでに、その企みは忘却の彼方でした。ただ、今回の『妖怪スタジアム』は、小六の孫が「いちばん読みたいタイトル」で書き始めました。
 妖怪もの怪談ものが大好きで、「『妖怪スタジアム』のタイトルなら読みたい」と言ってくれました。
雀部> タイトルは、お孫さんの希望だったのですね!
 妖怪とか恐竜とか、うちの孫も大好きです(笑)
 梶尾真治先生のお孫さんの感想はどうだったのでしょうか。
梶尾> 登場人物の名前は、孫やその友人の名をそのまま使いました。小六の孫のクラスメートたちから、「いっきに読んで面白かった。続きも読みたい」といってもらっています。
雀部> それは作家冥利に尽きますね。自分の名前とかクラスメートの名前がそのまま出てくるのも登場人物を凄く身近に感じるでしょうし。
東野> ぜひ、梶尾さんには参加していただきたかったのですが、でも、お忙しいし、書いていただけるかどうか、お願いするときには、ドキドキものでした。でも、ご了解いただいて、ほんとうにうれしかったです! シリーズにも、どんと大きな柱ができたようで……。ありがとうございました!
梶尾> いえ。自分で楽しんで書けましたし、僻地にいてなかなかSF作家クラブ50周年企画にご協力できる機会がなかったので、これで許して頂けたかな、と。(笑)
 シリーズの末席を汚してしまったかな、としきりに反省はしております。
東野> いえ、とんでもないです。ぐっと締まりました。
 ああ、そうでした。お願いしたときに、50周年企画には協力したかったというお言葉をいただいたのでした。とても力になりました。池袋のジュンク堂での、シリーズ記念のトークショウにも飛び入り参加いただいて、ありがたい限りでした。
雀部> 池袋のトークショー、行きたかったなあ……
 『妖怪スタジアム』が面白かった、次が読みたいというお子さんには、どの本がお薦めでしょう。
 妖怪と言えば、前回の時にお聞きした“人間とも宇宙人ともいえない主人公の怪物ハンターの話も書きたいです”というのは、『ゑゐり庵綺譚』ではないですよね。エイリアンは出てくるけど、怪物ハンターじゃないし。
梶尾> あまり登場人物が走り回る話は書いてませんからねえ。
 『インナーネットの香保里』か『クロノスの少女たち』が中学生を主人公にして書いたので入りやすいかもしれません。
 怪物ハンターの話は、まだぼんやりとしていますかねえ。
雀部> おっと、『インナーネットの香保里』もそうですね。思い出せなかった(汗;)
 基本的に、梶尾先生のご本は、子どもに読ませちゃいけないのは無さそうなんですが、愛らしい三歳の孫、穂足が出てくる『穂足のチカラ』はどうでしょうか。
梶尾> 『穂足のチカラ』は家族全員で読んで楽しめる小説ということを意識して組み立てました。エゲツない場面もないので、いいかな〜と思います。
雀部> ご推薦ありがとうございました。『穂足のチカラ』は孫に読んでやりたいですね。
 平凡社から、『タイムトラベル・ロマンス 時空をかける恋』『つばき、時跳び』『メモリー・ラボへようこそ』と出されていますが、一番新しい『ダブルトーン』は新機軸で面白かったです。
 「月刊百科」→「ウェブ平凡」に連載されたものだそうですが、読者層などは意識してお書きになったのでしょうか。
梶尾> 「月刊百科」の連載ということで、主婦層が読むのかな、と想定していました。だから、サスペンス要素とミステリ要素をいれたわけで。
雀部> やはり。SF要素を濃くするわけにはいかないですものね(笑)
 カミさん(五十代専業主婦)にも『ダブルトーン』を読ませてみたのですが、「裕美の気持ち、わかるわぁ!」と言っております。小松左京先生をはじめとして、梶尾先生も女性特有の機微を描くのが上手いと常々感じているのですが、女性を書くにあたって日常的に気を付けられていることはおありでしょうか。
梶尾> 女性は、私が気がつかないところでも黙ってじっと見ている、というイメージがあります。名探偵の推理力の描写はできなくても、女性はどうやって重箱の隅をつつく思考ができるのか?と考え書きました。
雀部> わはは(爆)
 『壱里島奇譚』は、ハートウォーミングな物語で、『黄泉がえり』がお好きな方には大推薦できると思います。ラストのチャンバラ映画のところが圧巻なのですが、梶尾先生は、チャンバラ映画がお好きなのでしょうか。私自身は、全盛期に映画を見ていたわけではないのですが、阪妻の『雄呂血』のスピード感は、今見ても凄いなあと感じます。子ども時代にはチャンバラごっこは定番の遊びでしたし。
梶尾> チャンバラ映画は、幼稚園の頃、近所にあった映画館に一人でもぐりこんでいました。 東映・松竹の映画が三本立でしたから。とりわけ東映の次郎長もの、忠臣蔵ものはオールスターで好きでした。時代劇に目覚めたのは、黒澤『用心棒』からですかね。工藤栄一とか。
雀部> 私らの世代だと、TVの『隠密剣士』とか『白馬童子』です。映画版の「赤胴鈴之助」も見たなあ。「真空斬り」とかやってました(笑)
 最新長編の『うたかたエマノン』刊行にあわせて、エマノン・シリーズが新装版となって再発売になったので読み直してみました。
 最初の『おもいでエマノン』の奥付あたりに“1987徳間文庫→2000徳間デュアル文庫、本書の刊行にあたり加筆修正いたしました”とありました。デュアル文庫とは書影も異なるのですが、内容もかなり異なるのでしょうか。
梶尾> 書きなおしは、版が変わることにコチョコチョやっています。この表現は古臭くなったな、とかいうところは、発作的に修正してみたり。執筆した時代をあまり感じないようにしたつもりです。
雀部> なるほど、長寿シリーズならではの修正ですね。
 エマノン・シリーズは、いままで運命論的な読み方をしていたのですが、今回シリーズを読み返して感じたのは、帰属感と死生観でした。アイデンティティと何のために生きてきたのかという疑問とも言えます。“何”というのは、whoでもあり、whatでもあり、whyでもあるわけですが。
 ここらあたりは意識して書かれているのでしょうか。
梶尾> まったく意識していません。
 『さすらいエマノン』のときは、地球という惑星の分身としての立ち位置をぼんやり考えて環境問題を主題にすることが多かったのですが、エマノンの動きに制約を与える気がして、今は自由にそのときの気分で彼女に動いてもらっています。その方が楽しいですね。そろそろ次のエマノンを書こうかなと考えています。最近は一〜二年に一作のペースですね。『読楽』掲載「ともなりブリザード」以来です。
雀部> 今年の2月号に掲載されたんですね。単行本にまとめられるのが楽しみです。
 《エマノン》を読んでいると、人間なんだから人類(世界)のために役に立つのは幸せなことなんだよと断定されるのを読む幸福感というか充実感というか。普通、上から目線でそういうことを言われると反発が凄いと思うのですが、梶尾先生の手にかかると、それがなんとも心地よいのです。
 法話が抜群に上手い伝道師のような立ち位置。
 海外だとオースン・スコット・カード氏なんかもそうですよね。
 初期のエマノンからいうと、若干変わってきているような気もしましたが。
梶尾> エマノン・シリーズを書き始めた頃は、これほど長きに渡って書き続けるとは考えていませんでした。当然、エマノンも筆者としての私の年齢の経過とそれに伴う体験は関係しているでしょう。エマノンのキャラクターにも変化がでているかもしれませんが。
雀部> 今回読み返してみて、読者の側も馬齢を重ねることによる受け取り方の変化が確かにあるなあと感じました。共感のしどころがより深くなった気もしますし。
 さて、最新作の『うたかたエマノン』は、前回のインタビューの時にお聞きした、「19世紀末の西インド諸島が舞台というぼんやりとしたものはあります。キーワードは、ハーン・ゴーギャン・クレオール民話・ゾンビ・滅び去った生き物たち」そのものですよね。 刊行にかなり時間がかかったようなのですが、何か理由があったのでしょうか。
梶尾> 時間がかかったのは、「マルチニークに旅してから書こうかな」と考えていたからです。でも百年前の見知らぬ場所を描くのなら想像して書いた方が楽だという結論になりました。マルチニークには、とうとう行ってません。だから私の想像の中のマルチニークです。ハーンの西インドの紀行文がたいへん参考になりました。
雀部> そうなんですか。実際に取材旅行に行かれて書かれたものとばかり(汗;)
 『うたかたエマノン』は、生命開闢以来の全記憶を保ち続けているエマノンの記憶が欠落しているという矛盾した謎と、ハーンとゴーギャンという異例な組み合わせも面白かったです。もひとつ、ハーンのあの話の元ネタが、マルチニークにあった!エピソードは笑っちゃいました。
 ハーンとエマノンが、再度日本で出会うというエピソードは書かれる予定はないのでしょうか?
梶尾> ハーンがエマノンとの再会を願って、日本へ向かったのではないか、と思わせれば、あとは読者の想像の中でどうにでも展開が広がると考えたので語りませんでした。
雀部> 想像力が乏しいので、機会がありましたら、ハーンとエマノンの再会編をぜひ(汗;)
 今回、徳間文庫からエマノン・シリーズの待望の再刊の運びとなりました。《エマノン》は、どの巻から読んでも良い気がしてますし、鶴田さんのマンガの読者が続きが読みたくて小説の方も読むことも多いと聞いてます。
 これは各エピソードが独立した書き方になっているし、エマノン自身も母→子→孫がわりとランダムに登場しているためだと思いますが、最初の方はともかく、近年は意識して書かれているようなことはありませんか。
梶尾> 最初の一冊『おもいでエマノン』の頃は、子エマノン、孫エマノンと意識していたのですが、最近はあまり意識していません。
 ディズニーランドのミッキーが同じ時間帯に2カ所に登場しないという話は聞いていましたが、その程度には守っています。
雀部> なるほど、確かにかぶると面倒ですね。双子の兄弟が出てきた時には、あれれと思いましたが、必然性がありましたし。
 前回のインタビューの時にもお話が出ていたなかで、「極道捕鯨船」というのは、『波に座る男たち』だと思いますが“同じ設定でさまざまな時間理論で構築されたタイムマシンたちがレースをやるという”という作品はもう出ているのでしょうか。
梶尾> 昔『素晴らしきヒコーキ野郎』という映画が好きで、このタイムマシンものが出来ないかなとずっと考えています。それぞれ時間理論が異なるタイムマシンが出てきたら「なんでもありになっちゃうナ」と考えるとそれ以上進めないのです。
雀部> ミイラ男とかフランケンシュタイン風の作品にしてぜひ実現して下さいませ(笑)
 また、それら以外の出版予定作がございましたら、かまわない範囲でお教え頂けるとありがたいです。
梶尾> 書き下ろしで、時間ものの長編を書いてます。「美亜へ贈る真珠」の私にとって原点に戻ったような話になります。
 あと連載の「怨讐星域」がそろそろ終盤です。
 一つ時代小説で熊本の山都町であった仏原騒動を扱った話を書いてみたいんですが。
 《エマノン》も不定期にぼちぼち書いてます。
雀部> 『怨讐星域』は早くまとめて読みたいです。
 時代小説は、梶尾先生がエッセイの81回「仏原騒動」で取り上げられているやつですね。これも楽しみです。
 今回はお忙しい中インタビューに応じて頂きありがとうございました。
 ますますのご活躍を信じ、新刊をお待ちしております。


[梶尾真治]
熊本県生まれ。「美亜へ贈る真珠」でデビュー。代表作に『地球はプレイン・ヨーグルト』(星雲賞)『未踏惑星キー・ラーゴ』(熊日文学賞)『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)、映画化した『黄泉がえり』や舞台化した『クロノス・ジョウンター』など。
[雀部]
どっぷりとカジシン・ワールドにつかり、あまりに心地よくてあがりたくない(笑)

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