昔昔、天下統一を成したあの徳川家康の話じゃなく、戦国時代にはいくつもの徳川家康になれなくて滅んだ徳川家康がいるのではないだろうか、私が見た夢もそんな徳川家康の夢でした。
父親の殿がまだまだ元気なときに、三つ違いの姉妹がいた、姉妹に親戚筋から婿養子をとって、ある程度の金を与えた。どちらの夫婦も甲乙つけがたく優秀で、妹夫婦の方は土地を買い人をすませ一歩前進していると世間の話題だった。あるとき城下に雨の降らない日が続いて飢饉になった。妹夫婦は父親からある程度の土地を持っていたが何もできず民を飢えさすだけだった。そんなとき姉夫婦は小さな土地を借り民が飢えないようにどこからか優秀なさつまいもの苗を育ててていて、城下の飢えている民たちに施した。城下は潤い、元の平和な城下が復活した。その結果姉夫婦が父から家督を譲ってもらい、妹夫婦は一級さがった場所に城をかまえることとなった。
その後も、飢饉とか何度かあったがさつまいもを育てて、隣近所と小さな小競り合いが起こったが何度も知恵と武力で平定していき領地は増えていった。
ときどきは民が喜ぶイベントをやったことがある領土の中に小さな川があった。そこに浮く石を用意して顔を描き、かつらをつけて、青い着物なら外れ、赤い着物ならあたりでちょっとしたものをあげることにした。民がこぞって参加した。ただ妹夫婦だけは参加せず何か考えた風でじっと見ていたのが少し気になった。
あるとき少し離れた地域でかなり厳しい疫病と飢饉があったらしい姉は優しい人だったので優しい気持ちで庶民が着る着物と弁当を持ってほどこしになった。城下の武者の三分の一をつれ、施したら、妹夫婦が謀反を起こしたという情報が流れてきた。急いで帰ろうととしたら、間諜が施した民に何かを吹きこんでいたらしく襲ってきた。
このあたりの土地はいろいろ難解で普通の道を歩いていたのでは襲撃を受けてしまう。川でいける道を通ることにした。中には鍾乳洞があって中の気温が寒い。船でなく歩いていけないところもある。殿が姉の下腹を優しく触り皇子でも皇女でもいたら元気な赤ん坊を産んでくれと言った。
鍾乳洞の下をくくって下流の自国に逃げ帰る間に鍾乳洞があって、そこに白い蓮があって、よその国には蓮の華は味があるのだが自国の蓮の華は味がないゴムを食べているようだとそれでも腹は太ると蓮を食べているのだけど、そのうち上流から毒を流されてその武将は毒の水を飲んでしんだ。
城下は妹夫婦の来襲を受けて、上に下にの大騒ぎだったか残った2/3の武将は守りきって城は大丈夫だった。
城下に疫病の子供たちがはいってこようとしたので情け容赦なく、武者は疫病が流行らないように子供の首を折ったり、敵から50本の矢を受けても倒れずに仁王立ちになったまま矢を50本受けましたぞこれを使ってくれと言って死ぬ武者とか武勇談も多かったが、最後に城には姉夫婦が工面したさつまいもを食べ続けていたが、それもなくなると兵糧づめで落城した。
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