この作品につきまして
四月に文學界新人賞を受賞後、編集長から連絡を受けて90年に書いておいた長編用のアイデアを書き直しました。理論には疎いのですが、SFを読んだり映画をみたりするのは好きです。ゴダールの「アルファビル」で誘惑婦のいう挨拶とか「時計仕掛けのオレンジ」の主人公がベートーベンマニアとか、情感に訴えかける空想が好きです。未来はどんな社会だろうか、ではなくて、未来になったらどんなことを人は考えるんだろう。そんなことを考えてこの作品を書きました。
HTML版(14KB)
トップ/読切短編/連載長編/コラム ブックレビュー/著者インタビュー/連載マンガ/BBS/編集部日記 著作権/プライバシーポリシー/サイトマップ