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レポート[雀部]


 2008年1月14日、徳島市の徳島県立文学書道館で開催中の「海野十三展」を見に行ってきました。岡山の自宅を出て、徳島駅に着くまで、3時間半の旅でした。
 開催期間は、1月5日〜2月10日(午前9時30分〜午後5時 月曜日休館 入場料 一般500円)
詳しくは、徳島県立文学書道館のホームページにて。
 上の「海野十三展」のロゴは、徳島県立文学書道館のロゴをお借りしてます <m(__)m>

 
左は、「海野十三展」パンフレット
右は、第1会場展示
SF作家としての海野十三氏
 ミステリファンのカミさんは、江戸川乱歩氏から来た手紙や、横溝正史氏に宛てた手紙などを割と熱心に見てました。 特に溝口氏とは仲が良かったみたいですね。溝口氏は、戦時中岡山に疎開していたので、なんか縁を感じました。
 カミさんの祖父さんが、海野十三氏と歳が近くで、同時期に早稲田に通学していたのが分かってなんか親近感を持ったみたいです。もともとSFには全く興味がないのですが(笑)
 


  左は、SF作家としての海野十三氏の展示
右は、少年小説家・漫画家・翻訳家としての海野十三氏の展示
 


  左は、海軍報道班員としての海野十三氏の展示
右は、雑誌とアンソロジーの展示
他にも、探偵作家、科学者、翻訳家、漫画家、弁理士など多彩な顔を持っていたそうです。


第2会場展示
写真パネルによる展示


左は、単行本の表紙パネル
右は、「秘密の所載 夢の設計図」まるで、サンダーバードの基地のようですね。


2階の「徳島のSF文学展」展示
井上勤氏、賀川豊彦氏、川島ゆぞ氏、竹宮惠子氏、殿野みな子氏、新居澄人(故人、ハードSF研究所所員、SFサークル《ゼロ次元》紹介、小松左京「小雨時雨(たぬき)」紹介


左は、「徳島のSF文学」パンフレット
右は、ハードSF研所員の故新居さん紹介


Chunさん(SF同好サークル「0次元」)製作の新居澄人さん紹介。
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 新居澄人さんは、1966年阿南市に生まれ、京大工学部を卒業し、化学会社の研究員をされながら、「ハードSF研究所」に所属し、執筆活動をされていました。そのうち何作かは、「SFマガジン」のリーダーズ・ストーリィ(読者投稿コーナー)に掲載されました。残念なことに2005年7月に38歳の若さでお亡くなりになり、ご遺族が遺稿集『惑星催眠術』を自費出版されました。
 ハードSF作家を大きく分けると、堀晃氏や谷甲州氏のように現場の技術者タイプの人と、石原藤夫氏のように研究者タイプの人に二分されますが、新居澄人さんはまさしく後者ですね。
 ご存命なら、今後も新しい作品を生み出されたことでしょう。日本のハードSF界は惜しい人材を失ってしまったことになります。


徳島県立文学書道館発行の海野十三短編集
(各巻420円)
『三人の双生児』
「三人の双生児」
「『三人の双生児』故郷に帰る」
「くろがね天狗」
「夜泣き鉄骨」
「爬虫館事件」
「骸骨館」
「透明猫」

『十八時の音楽浴』
「十八時の音楽浴」
「電気看板の神経」
「空気男」
「洪水大陸を呑む」
「特許多腕人間方式」
「俘囚」
「生きている腸」
「ある宇宙塵の秘密」

徳島県立文学書道館はこちらから:http://www.bungakushodo.jp/index.html

徳島県立文学書道館文学特別展「海野十三展」パンフレットは、以下から
URL:http://www.bungakushodo.jp/01announce/56juza/panf.pdf

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