■著者インタビュー 
                      『黄金の門』 平谷美樹先生 
                       
                       21世紀初頭、世界は混迷の中にあった。フリーターである日本人青年(ノブサン)は、世界を放浪する中で、エルサレムに立ち寄った。彼は、ぬるま湯的な平和に浸る日本を出たのだが、本当は怖くてたまらず合成麻薬に走る毎日だった。エルサレムで、遺跡発掘の日雇い仕事をするうちにノブサンは、ヨシュアと名乗る不思議な少年に出会うが、その少年は、既存の宗教を超越した教えを説き、人々の間に信者を増やしていた。果たして彼こそが“救世主”なのだろうか…… 
                       
                       時系列で並べると『黄金の門』→『エリ・エリ』→『レスレクティオ』という流れになる《エリ・エリ》サーガ。その中で『黄金の門』が一番ストレートに作者の描きたいことが前面に出ているように思えます。果たして、人類にとって“神”の存在とは、という根元的な問いかけに答えは出ているのでしょうか。 
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                  ■シャンダイア物語 
                    第六部 統治の指輪 第四章 ダワの戦い
                     
                     セントーン南方の港町ダワから、エルセントを目指して北進しようとするユマールの将ライケン。それをダワに閉じこめようとする東の将キルティアの軍。ソンタールの二将の軍がダワの北方で激突する。 
                     一方、トラム川の異変を調べていたトーム・ザンプタは異常な事態に気が付 く。   
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                  ■プサイにファイ 
                    (SF読者のための量子力学入門)(21)
                     
                     最近、素粒子関係のニュースというとよくゲージボソンがどうたら、という話が聞かれます。 
                     ゲージボソンはゲージ対称性を持った、力を媒介する粒子のことだったりします。今回はゲージ対称性についてと強い力の話についてします。 
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