◆ 特集 doru 追悼号
doru追悼特集
180号刊行の直後、アニマソラリスに多数の寄稿をしてきたdoruさんが亡くなりました。 彼女が亡くなられる直前に書いた作品をここに掲載いたします。
doruさんの最後の短編です。今となってはご本人に確認が出来ないので校正してません。ご了承下さい。
doruさん逝去に寄せて
◆ コラム
十億年のうたたね
doru
2009年7月から2018年12月まで続いたdoruさんのエッセイ(日記)です。
“ 今のところどんな文章が受けるか試行錯誤している途中です。 どんな方角に向かうかわかりませんが、他の人が楽しめるよりよい短い文章を継続して書いていくつもりです ”(doru談)
編集後記
「生き急いだdoruさん」
doruさんの言葉で印象に残っているのは「生き物は一生のうちでだいたい決まった脈拍総数があって、 ねずみの脈拍の速さは物凄く早いから早く死んで、象とかは脈拍が遅くで長生きする。 私は普段の脈拍が120回/分だし持病もあるので、普通の人より早く死ぬんだ」と。
人生を駆け抜けたdoruさん、安らかにおやすみくださいませ。
だいぶ前に、日本にPCのRPGゲームを紹介したゲーム翻訳家の友人が亡くなり、数年前に親友の訃報が届き、そしてこの数年間にAnima Solarisの仲間が一人また一人と逝きました。
みんな他の世界線で活躍してると思うのですが、こっちでもっと一緒に遊びたかった、とても残念です。
doruさんのご冥福をお祈り申し上げます。
アニマソラリスの初期から参加されてる方も、もうすでに何人か鬼籍に入られています。
モズ中野さんにははじめのころかなりお世話になりましたが、 アニソラ創刊から今まで来てようやっと彼がおっしゃられていた考え方というのが、 ほんのちょっとだけ見えてきたかも、というところです。
少し前に追悼特集を組みました高本淳さんには、作品を書く上でのしぶとさや、アイディアの多さに圧倒されていました。
翻って、自分は何を残せただろう、いや、何を残せるだろうなんて最近は思ってしまいます。
人生の締め切りに間に合うと良いな、色々と。
180号の刊行の直後にまたひとり、アニマソラリスに多数寄稿されていた doru さんが亡くなられました。
御冥福をお祈りします。