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Author Interview

インタビュアー:[雀部]

年収150万円一家
『年収150万円一家』
> 森川弘子著/DESIGN TSUYOSHI MATSUDA
> ISBN-13: 978-4840130615
> メディアファクトリー
> 880円
> 2009.1016発行
 夫はSF作家、妻はイラストレーター、年収は2人合わせて150万円。で、食費は月1万円、家賃は月6万円の2階一戸建て、そして年に一度は海外旅行!
 フリマと懸賞と徹底自炊で生活する、たくましい大阪の一家の実録コミック!
“続編は準備中、ひいひい言いながら毎日描いてる”そうです。請うご期待!

『レイコちゃんと蒲鉾工場』
> 北野勇作著/フジモトマサルカバーイラスト
> ISBN-13: 978-4334744472
> 光文社文庫
> 533円
> 2008.7.20発行
 蒲鉾工場に勤める甘酢君が巻き込まれるのは奇っ怪な事件ばかり。怪物化した蒲鉾に社員が誘拐されたり、食べられちゃったり(笑)甘酢君は、特殊事件調査検討解決係の一員として、係長に危険な任務を押しつけられ、係長も巻き込み予想外の展開に。
 なんと、この世界の蒲鉾はシリコンの回路と動物・魚の肉をねりあわせて練り物としたものだけに、どんなものにも融合し知性も芽生えてしまうようなのだ。
レイコちゃんと蒲鉾工場

空獏
『空獏』
> 北野勇作著/佐久間真人カバーイラスト
> ISBN-13: 978-4152086662
> ハヤカワSFシリーズ Jコレクション
> 1500円
> 2005.8.20発行
 それは昔々、世界が古くなったので、えらい人たちは獏を創って、新しい世界を夢見てもらうことにしました。みんなは安心して獏のなかで眠りにつきました。しかし獏は不安に囚われてしまったのです。自分のなかの人たちは実は死んでいるのではないか……
 夢か現か、我々は商店街で敵を待ち伏せしたり、ヒト型戦闘機械に乗り込んだり、西瓜太郎の指揮で悪の王国に奇襲をかけたりするけど、肝心の私とは誰かはまったく思い出せないのだ。

『メイド・ロード・リロード』
> 北野勇作著/デザイン松田タダシ
> ISBN-13: 978-4048685344
> アスキーメディアワークス
> 590円
> 2010.4.26発行
 まったくもって売れないSF作家・湯浅が、昔の担当編集者に電話して話していたら「ライトノベル書けますか?」 もちろん書けるはず! 生活に困っていた湯浅は、一も二もなく承諾。そして打ち合わせの日、指定された喫茶店へと赴くと、なんとそこはメイド喫茶だった(笑)
 しかも打ち合わせの最中に突然発作を起こして倒れてしまった湯浅は……。
 四苦八苦しながらライトノベルを書いていく小説家の姿を、北野勇作がシュール&コミカルに描いたメタフィクション(笑)
メイド・ロード・リロード

雀部> 今月の著者インタビューは、4月に『メイド・ロード・リロード』を出された北野勇作さんです。北野さんにインタビューさせて頂くのは『どーなつ』の時以来ですから、7年振りになるんですね。
北野> もう7年ですかあ。そんなに前だという気はしないですけど、まああの頃は、まだ子供もいなかったですからねえ。よろしくお願いします。
雀部> こちらこそよろしくお願いします。
 お子さん可愛いみたいですねぇ。うちも孫が出来まして振り回されております(笑)
 “落語家と小説家のコラボレーション”と帯に煽りの文句のある『ハナシをノベル!! 花見の巻』楽しく聞かせて頂きました(実演CD付き)。落語家が月亭八天師匠。小説家の陣容が、田中啓文・北野勇作・田中哲弥・我孫子武丸・浅暮三文・牧野修・飯野文彦・森奈津子の諸氏。8人中6人インタビューさせて頂いたなぁと思い出に耽ったり(笑)
 しかし、読むのと落語家が演じたのを聞くのでは全く違うんですね。
 こういった演じるために書かれた新作落語を書かれるにあたってのご苦労とかはありましたでしょうか。
北野> 書く苦労というのはもちろんあるんですが、それよりも、それがお客さんの前で演じられるというプレッシャーが大きいですね。だいたい、原稿を編集者に目の前で読まれるだけでも苦しいのに、それを観客の前でやるわけですから。
 小説だと文字の後ろに隠れることができるんですけど舞台ではそうもいかないし、おまけに、笑うか笑わないか、というものすごくわかりやすい指標がある。
 まあ、大きく笑わせることがすべてではないにしても、お客さんが楽しんでいるかどうかは、同じ客席にいるとひしひしと感じますから、なんだかんだと言い訳をして自分自身を誤魔化すことができないし。
 そういうことを考えると、書いていて、冷や汗が出てくるくらいですね。こればっかりは、まだ慣れないですね。まあ場数を踏んだせいか、ちょっとはましになりましたけど。
雀部> そういえば、4月29日にライブ「読む人」というイベントがあったんですね(北野勇作さんの朗読に、SF作家の田中啓文さんのサックスの伴奏)
 自分で書かれた物を、お客さんの前で朗読するというのは、どうなのでしょうか。
北野> どうというか、今日のはなかなかうまくいったと思います。作家の朗読がおもしろいかどうかは知りませんが、私の暗闇朗読はおもしろいですから観に来てください。まあ暗闇でやるので観えませんけどね。
雀部> では、次回はぜひ行かせてもらいます。
 2年前に出た『レイコちゃんと蒲鉾工場』の解説で、佐藤哲也さんが的確な分析をされていてなるほどと感心しながら読みました。北野さんの本の中では現実と虚構が入り組んでいて、しかも登場人物が、そのことをあまり気にしてない。そして物語の背後には、常に戦争が存在してます。北野さんにとって「戦争」とは何なのでしょうか(もしくは戦争の果たす役割とは)
北野> 自分でもあんまりわからないんですよ。私は、これにこういう役割を持たせよう、とか思って書いたことはないし、そういう書き方はできないので。掘っていたらこういうのが出てくる、としか言いようがないです。
 強いて言えば、なんかよくわからないルールを勝手に押し付けてきて、そこから逃げることを許してくれないもの、みたいな感じでしょうか。そういうものに対する怯えは常にあります。
雀部> 戦争と言えば、3年前にでた『空獏』は凄かったです。もともと北野さんの作風は、先鋭化したアイデアをとぼけたユーモアで包み込んだようなところがあり、あまり尖った印象を感じさせないのですが、その先鋭化度においては『ハーモニー』と同等か、ある側面ではそれ以上。また、シュールさというか戦争の虚しさにおいては、『終わりなき戦い』に匹敵するのではないかと。書かれるときに『終わりなき戦い』を意識されたことはなかったのでしょうか。
北野> 『終わりなき戦い』は、読んでないです。『ハーモニー』は好きです。ユーモアというより、私のは、悪ふざけでしょう。戦争自体が念のいった悪ふざけですから、そういうところに放り込まれたら、延々悪ふざけを見せられるような気分になるんじゃないかと思います。
雀部> 戦争に繋がるような悪ふざけは絶対拒否ですが、北野さんの悪ふざけなら大歓迎です(笑)。「西方浄土」は、“エヴァ? なかなか描写がグロいぜ!”とか思いながら読んだのですが、ちょっと専門的な興味からお聞きしてもよいでしょうか。下顎に繋がっているあの棒状の物は、いったい何でしょうか?
北野> ああ、あれはですねえ、人間にはないものです。イメージとしては、顎がぱかぱか動く人形ですね。手を突っ込んで動かすようなやつ。その顎を動かすための棒みたいなもの。とにかく、生き物にあるようなものじゃないです。
雀部> そうなんですか。そこまでがリアルだったので、何かなと思いました(笑)
 設定がぶっ飛んでいるというと、最新作の『メイド・ロード・リロード』もそうですね。
 一つお聞きしても良いでしょうか。メタ・メイド・私小説風ラノベ(笑)とでも言うべき本書なのですが、この本は持ち込み企画なのでしょうか。それとも出版者側からお話があったのでしょうか。
北野> 出版社側、というより、編集者から、です。前にいちど雑誌で仕事をした編集者さんから、「こんどこういう部署に移ったのですが、いちど書いてくれませんか」というメールがあって、ああおもしろそうですね、とか言ってたら本当に大阪まで会いに来てくれた。
 好きなように書いてください、と言ってくれたので、「まあダメだったら遠慮なくボツにしてください」と言って渡しました。まあ私みたいなのは、そういう酔狂な編集者に生かしてもらっているようなもんですね。
 酔狂っていうか、風流っていうか、茶人っていうか。めったにいませんけど、それでも必ずそういう人が出現するというのは不思議です。紫のバラの人でもいるのかな。緑の亀の人、とか。
雀部> それは良い編集者さんに恵まれているってことですよね。
 ご自身のホームページにも「カメ天国通信」というコーナーがありますし、亀の恩返しってことも(笑)
 表紙は、だいたい編集者の方が決めると聞いたことがあるんですが、この表紙は凝ってますね。作中にも言及がありますが、メイドさんの太腿の絶対領域。これすなわち「冥土の絶対領域」を表してますよね。しかもその回りを矢印が囲んでいるという(絶対領域を巡る話であると同時に、リロードも表してるし)。まさに本作の内容そのままじゃないですか(笑)
北野> おまけに色が葬式っぽくなってますから、まあぴったりの表紙でしょうね。
雀部> ありゃ、葬式ぽい色だとは気が付かなかった(笑)
 つるぺたの可愛いメイドさんのイラスト(巨乳でもかまいませんが)ではなくて、顔が見えないメイドさんの写真ということは、ラノベ読者に萌えの対象ではないんだよと言ってるような気もしました。それと、帯に“いま話題の『年収150万円一家』に出てくる旦那さま〈SF作家・北野勇作〉の最新作!!”“嫁には負けん!”とあり、ニヤリ(笑)
 ここらあたりも明らかに、私小説というかメタフィクションであることを暗示していて、読み終えてから表紙を見て色々考えさせられました。
 ちょっと口惜しいですが、編集者さんて、私らなんかより北野さんのことを、ほんとに良く分かってらっしゃるようですね。
北野> あの表紙にしたのは編集者ですから。でも、いいのにしてくれたなあ、と思います。「生と性と死を象徴してまして」とかなんとか、なんとでももっともらしいことが言えるじゃないですか。まあ、ラノベ読者にどういうふうに伝わってるかは知りませんけど。
 この編集者さんは、もともとレーベルとは縁のない私のところにわざわざ頼みに来てくれたくらいですからね。
 ほんと不思議なもんで、書いてたらそういう物好きというか酔狂なというか、そういう人が、一人か二人は現れるんですよ。ま、一人か二人だけですけど。
雀部> SF作家全員がアーサー・C・クラークである必要もないわけで、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアもいれば、バリントン・J・ベイリーも要るし。あ、他に比べようのない変なラファティさんも(爆)
 最高に普通のSF作家は他の人に任せて、北野さんは最高に変なSF作家道を邁進して下さいませ。
北野> でも私にとっては、これが普通のSFですから。
雀部> 本当に変な人は、自分を変だとは思ってないというのは本当なんですね(笑)
 『メイド・ロード・リロード』は設定からして「主人公が死んでしまう+波動関数ネタ」なのですが、これは温めていたネタなんでしょうか。それともSF作家としての性なんでしょうか?
北野> 主人公が死んでしまうのは、メイドと冥途のベタな駄洒落なので、なにかの性かもしれませんが、「SF作家としての性」ではないですね。
 波動関数うんぬんは、でたらめで強引な理論になってないような理論を作るのに便利だからです。いつにまにやらすっかり流行ってるみたいですけど、『昔、火星のあった場所』を書いてたときには、こんなものが流行りみたいになる時代が来るなんて夢にも思わなかったなあ。「不確定って意味がわかりにくいから、最初からどっちか一方の世界に確定させてくれ」とか言われたくらいですから。
雀部> そもそもファンタジー畑の人なら、波動関数を持ち出そうなんて考えないわけで、性じゃなければ血でしょう(笑)
 それに北野さんの話は、シュレーディンガーの猫ネタといっても、猫が入っているはずの箱を開けたらタヌキが居て、しかもそのタヌキは人間と見分けがつかないという展開なんですから。
 北野さんの本は、岡山でいうと祭り寿司みたいなもので、掘ってみると豪華な具が出てくるんですよねぇ(お殿様の倹約令に際し、錦糸卵とか魚とか貝類などの具の上に質素な寿司飯で覆って隠した)
 やはり意識して、そういうものはなるたけ表に出さないようにしてらっしゃるとかは。
北野> 別にわざわざ覆って隠す気はないですけど、たとえばミスタードーナツを小説の中に出すのに、店にあるドーナツの種類を全部書く必要なんてないじゃないですか。それだけのことです。
 あ、それから『昔、火星のあった場所』に関しては、ファンタジーという名前のついている賞に出したのは、当時、SFの長編の賞が無かったからで、あれは、はじめからSFとして書いてます。
雀部> そうなんですか。あの当時、確かにSFは氷河期でしたから。
 ミスドといえば『年収150万円一家』に公表されている家計簿にも、ちゃんとミスドの経費が上がってますね(笑) 北野さんが、他の類似の場所と比べてミスドを選ばれている理由というのはなんでしょうか。
北野> 昔は近所のドトールでした。今は、近所にミスドがあるのです。
 コーヒーだけで長い時間いても文句を言われない店であればどこでもいいです。
 まあミスドはコーヒーのおかわりが無料だから、なおいいですけどね。
雀部> あらま、そんな極めて現実的な話だったとは(爆)
 実のところ、北野さんの作風はふざけているようで実は哲学的というところが、萌えポイントだと思ってますが、普通に書いているとそうなってしまうということでしょうか。
北野> べつに哲学的にしようと思ったりはしないです。ふざけたことをしようと思うことはありますけど。自分がおもしろいようにしているだけだから、まあ普通に書いているんでしょうね。
 ああ、冗談みたいなふざけた状況、で言えば、かめくんを書くときに頭に置いてたのは、映画の『肉弾』でした。うさぎと亀。かめくんが、図書館で『肉弾』のビデオをかりるというベタなシーンも入れといたから気づく人は気づいてるか。まあ気づかなくてもいいことですけどね。
雀部> そうだったんですか。『肉弾』は衝撃的でした。そう言えば、岡本喜八監督の戦争に対するスタンスも「戦争はあくまで国家同士での争いで、実際に犠牲になる庶民にとっては迷惑千万な悪ふざけ」であるような気がします。そのスタンスは『空獏』とも共通してますね。特攻して死ぬという自分の運命を、主人公がどこか人ごとのようにとらえているように見受けられるのも似てますね。
北野> まあ私の場合は、そういう状況みたいなのを設定して、頭の中でそこに立ってみて、それで見えたこととか感じたことを書いているだけです。
 いや、設定というほどのものでもないか。風景程度ですね。だから、スタンスというより、最初に頭に浮かべる風景が、たとえばあの『肉弾』という映画のねずみの視点に近いものになっていたかもしれません。頭に置いていた、というのはそのくらいの意味です。
 もちろん、『肉弾』だけじゃなく、ほかにもいろいろ入ってるし、自分でもなんだかわからないもののほうが多いですけど。
雀部> アドリブ的に書かれてらっしゃるのでしょうか。北野さんの作品は、哲学的な落語という見方をしていたのですが、演劇的要素も感じるところではありました。舞台装置というか背景が書割みたいに感ずることもありますし、お話をうかがうと「西方浄土」の怪獣もなんか大道具的だし。
北野> アドリブというほど自分でコントロールできてないです。妄想というか、目が醒めたままで見る夢みたいな感じです。まず、頭の中でそこに立って、見たり歩いたりしたことを文章にして、その文章が言葉を引っ張り出して、言葉から妄想が生まれて、それがまた文章になって、というループみたいなものができて、文章を使って自分の脳味噌の中を掘っているみたいな感じになります。
 そういう作業を毎日一定時間続けると何ヶ月間かで、何となくひとつの大きい塊みたいなものができて、それがだいたい紙のノートで十冊分くらいになります。最後まで書けると、なんとなく全体像みたいなものが見えてくるような気がします。
 そこに行き着いてから、こんどはそのノートの中にある破片を並べ直して、それからコンピュータに打ち込みます。どうもキーボードだと、最初の文章と妄想のフィードバック・ループみたいなものがうまくできなくて、下書きはいまだに紙にボールペンです。
 芝居とかだと、二ヶ月くらいかけて稽古をしながら完成形をつくっていったりすることがありますが、方法としては、それによく似ていると思います。まあ恐ろしく効率は悪いですけど、他に方法がないので仕方がないですね。
 このやり方を発見したから、私は小説というものを書くことができるようになったわけだし。半年くらいかけて書いてみて、結局全部つかいものにならず、というようなことがあると、もうちょっとなんとかならんのか、とか思ったりもしますけど。
雀部> やはりお芝居の要素が入っていたんだ。大きな塊をこしらえて、それがグツグツと発酵して、そこから生まれてくるものがベースになっているんですね。
 そうすると冒頭はメイド喫茶に行っている気持ちで書かれているのだと思いますが、あの湯浅の頼んだメニュー、あれはいったい何なのでしょう。ゆで卵が使われているようなのですが、もの凄く気になって、気になって。←読者の中にも気になっている人が多いに違いない(笑)
北野> 言ったら気にならなくなってしまうので、もちろん言いません。
雀部> そ、それは非常に心残りです(笑)
 日本変流文学((C)巽孝之)の書き手というと、方向性は違えども、筒井康隆先生に続くのは北野さんだと思っています。
 次回もぜひ変な作品を読ませて下さいませ。
北野> まあ私の場合、今後も出してくれる出版社があるかどうかが最大の問題なのですが、とりあえず次は、七月に福音館書店から『どろんころんど』というのが出ます。またひとり物好きな編集者が、という感じですね。私は勝手に書いてるからいいんですが、こういう酔狂で意欲のある編集者の社内での立場を悪くしたくないので、どうぞよろしくお願いします。編集者が困らないくらいに売れたら、たぶん次が出せますから。
雀部> 楽しみにお待ちします。
 では読者の皆様、お買いあげのほど、どうぞよろしくお願いします。


[北野勇作]
1962年、兵庫県生まれ。甲南大学応用物理学科卒。
1992年、『昔、火星のあった場所』(第四回ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作新潮社刊)
1994年、『クラゲの海に浮かぶ舟』(角川書店刊)
2001年、『かめくん』日本SF大賞受賞!
2008年、『レイコちゃんと蒲鉾工場』(光文社刊)他多数
SF作家でもあり、落語作家でもあり、劇団『虚航船団パラメトリックオーケストラ』の役者でもある。
ホームページ『北野勇作的箱庭』
[雀部]
このインタビュー、北野さんから了解を頂き最初はTwitter上で始めました。で、ほとんどTwitterを使って進行したのですが、140文字の制限がありなかなか難しかったです。最後は今まで通りメールによるインタビューにあいなりました(笑)
最近、SF関係者のTwitter生息率はすごいものがあるようです。


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