若い頃小川未明の『金の輪』に酔い、春の寒さと時期を同じくして、美しくて、哀しくて、残酷な話を書いてみました。書いたころは、まだ看護婦が看護師になっていませんでした。秘密の仕事で時流に載って看護師とかきかえるのは容易いことなのですが、私のイメージとしては、看護師とするとごつい男の人を想像するので、古い感じですが書いた時代をうつす看護婦としました。
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