◆著者インタビュー INDEX
『機械の精神分析医』
岡本 俊弥先生
今月の著者インタビューは、以前からSF関連本のレビュアーとして活躍され、 職をリタイアされてからは本格的に創作に取り組まれ精力的に新作を発表されている岡本俊弥先生のインタビュー前編です。
書評歴とか、専門分野である機械知性について色々お話しをうかがうことが出来ました。
◆ブックレビュー
『眉村卓の異世界通信』
雀部&岡本&石坪&大熊
故眉村先生が亡くなられてそろそろ丸二年。 コロナ禍のために「偲ぶ会」開催がままならず、 「眉村さんを偲ぶ会」実行委員会(仮)が「眉村卓の異世界通信」刊行委員会と改称し、 発行した記念誌。編集委員のお三方にお話しをうかがいました。
◆ 読切短編小説
ユニゾン・エイリアン
小林ひろき
ドミニクの勤務先は、あろうことか火星だった。 いかに宇宙旅行が簡便になったとはいえ、地球で待つ恋人のジェイミーとは遠距離恋愛も甚だしい状態に。 そんな中、ドミニクは火星で発見された半円の構造物と出会う。 その出会いこそが、全世界を揺るがす大事件の発端とは知るよしも無かった。
◆ 連載長編小説
ようこそ大宇宙へ! 超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く
『第四章 銀河団を越えるトラブルバスターの章』
「第三十一話 銀河のプロムナード色々」(短編を集めました)
稲葉小僧
今月号は趣向を変えて、スピンオフの短編7本です。
自由に移動しているように思えるブラックホールの事案から、 宇宙の管理者会議、昨今の転送機ネットワーク事情あれこれ、おまけに宇宙震の発生機序の解明まで盛りだくさん(笑)
◆ コラム
「一週間の歌」の考察
続・「一週間の歌」の考察
軽茶一 成助
「一週間の歌」と太陽系生成に関する哲学的考察(笑)
「続」は、市井の碩学の徒、軽茶氏のギリシャ神話と太陽系に関するビッグブラザー的あれこれ。 太陽系で最も景色の良い場所とか、 火星と木星の間にある揮発性物質が凝結して固体になる雪線(フロストライン)とか興味深いネタも満載。
紹介しにくいコラムではあります(汗;)
SF随想録
おおむらゆう
◆SFファンクラブ探訪
編集後記
コロナ禍まっただ中のオリンピック。将来の評価はどうなるのであろうか。 何か事が起こるたびに、“「東京2020」よりはまし”とか言われるんかな(汗;)
DUNEの新しい映画が公開されるので、 久々に「砂の惑星」~「砂丘の大聖堂」まで17冊並べてみましたが、 ラノベに慣れると意外に巻数が少ないのに驚きます。(作者の死去で終わりましたが、 その後も続くはずだったんですよね)個人的に最高傑作は2作目の「砂漠の救世主」ここで終わっても良かったと思う。
どうしても石ノ森章太郎先生の絵の刷り込みがあって、 幻魔大戦風のイメージがあるせいか旧映画版もTVシリーズも新作の映画もイマイチしっくりこないのだけど、 新作の映像楽しみにしてます。
残暑見舞申し上げます。
今年は梅雨が終わるのが去年よりも早かったので、暑中見舞の時期がかなり長かったです。
冬寒く、夏暑い季節が続いているので、それだけ暑い時期が増えたというわけでもありますが。
在宅が多いのでマスクして暑い中歩く時間が短かくなっているのがありがたいのですが、 人によってはそうもいかないこともあるわけで。
まだ暑い日々が続くかと思いますが、読者の皆さんもご自愛くだされ。