“音喜多生体奇学研究所謹製「アクリルスタンド《螺旋じかけの海》オト」
ジオラマ風 by 永田 礼路先生
contents

◆企画展レポート

◆SFファンクラブ探訪

『SFM同好会/宇宙気流 後編』

前回から間が空いてしまったのですが、在京の老舗中の老舗 「SFM同好会/宇宙気流」後編です。 創成期からのメンバーで、現在「宇宙気流」の編集・発行を手がけられている林芳隆さんに、前編に引き続きおうかがいしました。

◆著者インタビュー INDEX

◆ブックレビュー

「糸井翼自作を語る」

糸井 翼

「アニマ・ソラリス」に投稿している作家さんは、 いったいどういう人なのだろう?という疑問にお答えする新企画第四弾。 今号にも「寿命を教えてもらえたら」が掲載されていますが、 素顔は秘密(笑)とおっしゃる糸井さんのあれこれについてうかがってみました。

《螺旋じかけの海》シリーズ他 前編

《螺旋じかけの海》シリーズ他 後編

永田 礼路先生

青年誌「講談社アフターヌーン」に掲載され、1,2巻の出版の後、 刊行が途絶えて続刊が待たれていた《螺旋じかけの海》シリーズ。 それが五巻で完結したのを記念してブックレビューを企画してみました。 長くなってしまったので、前後編に分けてあります。 また、永田先生への著者インタビューも進行中なので、こちらはもうしばらくお待ち下さいませ。

◆ 読切短編小説

トオカミエミタメ

小林こばやしあお

この作品は 第3回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章 から創作したものです。

古来の日本語に「吐晋加美依身多女(とおかみえみため)」という言葉がある。 神さま、微笑んでくださいという意味だ。人は巨大な船を神とあがめ、 神との仲立ちを担う「遣神使(けんかんし)」が居た。これは、その遣神使の物語。

熱帯魚

小林こばやしあお

母から頼まれた今日のミッションは、ダウンロードしたデジタルの熱帯魚を処分すること。 いったいどうやれば処分できるのだろうと、僕は電車に乗って出かけたのだが……

ドクター松ヶ戸の科学恐怖夜話 リサイクル?

稲葉小僧

松ヶ戸際江洲まつがとさいえす博士、今回の実験はというと、特殊薬液を用い、 四肢損傷した重傷者に、死体のキレイな部位と入れ替えようというもの。

寿命を教えてもらえたら

糸井翼

個人個人の余命のデータが、アプリによって本人に知らされるようになった時代。 主人公が勤務する健康食品会社に、厚生局の職員とそのアプリ運営会社の担当者が来た。 余命延長の実証事業の対象として我が社が選ばれたわけだが……

◆ 連載長編小説

ラブライフ(仮)

9.あなたの意思をいちばんに尊重いたします

たなかなつみ

ついにケイを送り返したリュウ。しかし代わりに届いたジェイとの不本意な日々も、 ジェイが事故で破壊されてしまったため終わりを告げる……

人間にとって愛するとは何なのか?人間とアンドロイドとの関係を通して語られる、最後に残った愛の要素とは?


ようこそ大宇宙へ!  超古代の巨大宇宙船で宇宙を征く

『第五章 超銀河団を超えるトラブルバスター』

「第五十四話 男は、つらい生き物なんだよ」

稲葉小僧

長い放浪の旅から実家の菓子屋に帰ってきたフーテンの寅さんならぬ、ティゲル。 今回は例の御仁からの贈り物を携えてのご帰還らしい(笑)

以下、作者から

長編の方は、これは題名でも分かるとおり、男はつらいよ、のスペースオペラ版(笑)

少し悪乗りしすぎて、寅さんとイエス・キリストの出会いと宴会まで描いちゃっているのはご愛嬌ってことで(笑)

◆ アニメ・チェックリスト

第一回、目次

迷子@岡山

老いも若きもアニメが大好き。ということでアニメ大好きおじさんこと「迷子@岡山」さんが、 好きなアニメについて縦横無尽に語ります(笑)

今回取り上げたのは、以下

「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」

「ティアムーン帝国物語」「葬送のフリーレン」

◆ 映画チェックリスト

SF映画及びその他の役に立たないチェックリスト

雀部陽一郎

今回の追加映画

『ジェミニマン』『デュアル』『MEN 同じ顔の男たち』『パッセンジャー』『ヴォイジャー』 『ジャッジ』『銀平町シネマブルース』『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』『カラフル』『金の国 水の国』

◆ コラム

SF随想録パンセ

おおむらゆう

編集後記

ウクライナ方面もまだまだのようなのに、今度は中東も大変なことに。 コロナはあまり話題に上らなくなりましたが収束してないし、今年はインフルエンザが猛威を。 それに加えて、年末になって急に寒さも厳しくなり身体がついていきません(泣;)読者の皆様もご自愛下さいませ。

雀部陽一郎 (監修/書評子)

今年はなぜか年末年始に仕事が少ないので、映画でも行くかなーと思って上映中の映画ラインナップを見たらSFが無い。 いやジャンル的にはあるのかもしれないけど宇宙船とかロボットとか地球の危機とかそういう派手な特撮物が無い。 そういえば減りましたね、ヒーローとか怪獣とかばかりで未来社会を描いた作品が。 時代の流れなのかもしれませんが、重厚な近未来物が観たいぞ。

福田弘生 (Anima Solarisプロデューサー)

これを書いてる今、まだ編集作業が終わっていないのですが、 この年末はなんか色々とあってやたら忙しかったです。(公私ともに……)

家では年賀状を刷ろうとしたら、レーザープリンタのドラムが壊れたらしく、 結局プリンタを交換するハメに。とはいっても年賀状にはまにあわないので、 コンビニ印刷でえっちらやる予定。

おおむらゆう (編集)