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Author Interview

インタビュアー:[雀部]&[笑猫]

『ゲイシャ笑奴』
> 森奈津子著/大林森カバーイラスト
> ISBN-13: 978-4198929985
> 徳間文庫
> 590円
> 2009.6.15発行
 '04年12月に、ぶんか社より刊行された本の文庫化。
収録作:「ゲイシャ笑奴」「Mの告白」「従順な玩具」「あたしは獲物」「人形たちの秘め事」「わたしの人形はよい人形」「姉様の翼」「機械宮の二人の姫君」
 究極の“あげまん”芸者笑奴と深い仲になるのよ!業績不振の会社を救うための社長命令。でもわが社は女性だけの会社。そこでもともとバイセクシャルの私、社長秘書に白羽の矢が立った。男性器形成―すなわちクリトリスをペニス化する手術を受けさせられ、笑奴の料亭に乗り込むはめに…。抱腹絶倒の表題作他、官能ファンタジー全八篇。

『スーパー乙女大戦』
> 森奈津子著/大林森カバーイラスト
> ISBN-13: 978-4198630607
> 徳間書店
> 1700円
> 2010.11.30発行
 クリスマス・キャロルの歌声響く、イブの午後。聖アンナ女学院高等部の寮「テレサ館」が、突如、亜空間に移動した。現れた天使リリスは、同校三年生の美祈子らに、驚愕の事実を告げる。寮に残された七人の女子が、地球を守る戦士に選ばれたということを。そして、それが神のご意思だということを…。優等生美祈子、ボーイッシュな真琴、オタクの冬子、不良少女沙希、人気モデルかれん、ロリータ美少女夢乃、野性児マナ。彼女たちは、性の快感によって得られるエネルギーで女性型有機ロボット・スーパーガイアを操り、次々と現れる巨大怪獣たちと、戦うことになったのだった…。頑張れ、乙女たち。レズビアン・セックスで、地球を守るんだ。触手とかにも、負けるな。そうだ、悶えるんだ。 今回ご紹介するなかで、一番SF味がある作品。ちょっとエッチでお馬鹿なSFを書かせたら森奈津子先生の独壇場。公取委から指導を受けるレベル(笑)

『先輩と私』
> 森奈津子著/大林森カバーイラスト
> ISBN-13: 978-4198933692
> 徳間文庫
> 648円
> 2011.5.15発行
 '08年6月に、徳間書店より刊行された本の文庫化。
 「先輩、ずるいです! 私は勇気を出して告白したのに……」。T女子大学好色文学研究会会員の光枝は、先輩である会長の阿真理に恋心を抱いている。でも阿真理はいつだってつれない様子。そこへ、ライバルサークル、エロティック文学研究会の会長、華代がつけ込んで……。エロスと笑いの第一人者、森奈津子が贈る、女だらけの官能小説。

『妖炎奇譚』
> テーマ・アンソロジー/芦澤泰偉カバーイラスト
> ISBN-13: 978-4396335151
> 祥伝社文庫
> 619円
> 2009.7.30発行
収録作:
「鬼待宵草」睦月影郎、「蛇精―田園の蛇」森奈津子、「愛は雪のように」草凪優 、「緋牡丹夜話」、菅野温子「むじならねか」、「紅い櫛」藍川京
 <怪異なエロスの競宴/現か幻か……あの伝説、奇談が現代に蘇る“世にも奇妙な性愛物語”/全編書下ろし!&人気投票開催!>妻に逃げられ、会社もリストラされた男が、真夏のある日出会ったのは、凍える美貌の雪女。冷たい肌を溶かさんばかりに、男は雪女との淫らな生活に溺れていく。愛欲の果てに待っていたのは……?(「愛は雪のように」より)日常の隙間に忍びこむ、恍惚という名の異空間。誘うのは、この世ならぬ魅惑的な女たち。六人の豪華執筆陣による、世にも奇妙な書下ろし性愛ロマン!

『セクシーGメン 麻紀&ミーナ』
> 森奈津子著/ワダアルコ装画
> ISBN-13: 978-4198632137
> 徳間書店
> 1600円
> 2011.7.30発行
 セックスレスは重大犯罪よ!少子化問題の敵なのよ!香田麻紀と瀬戸ミーナは、厚生労働省少子化対策局所属のセクシーGメン。妊娠・出産につながらない婚姻関係を取り締まるのが彼女たちの使命なのだ!標的は、スワッピング愛好者、新婚夫婦、オナニスト、SM愛好者、そして、彼女たち自身…?

『魔女っ子ロージー』
>森奈津子著/ワダアルコ装画
> ISBN-13: 978-4198935078
> 徳間文庫
> 638円
> 2012.2.15発行
 '06年12月に徳間書店より刊行の『踊るギムナジウム』に、書き下ろしの短編「魔女っ子ロージーーSMドッキリ大作戦!の巻」を加え、改題したもの。
収録作:「魔女っ子ロージ――男色ドッキリ大作戦!の巻」「実験台のエレベータ――カミングアウトのお作法とは?」「マゾ界転生」「踊るギムナジウム」「魔女っ子ロージーーSMドッキリ大作戦!の巻」
 あたし、渋谷ロージー。髪の毛クルクル、瞳キラキラの美少女よ。吉祥寺学院中等部一年生。だけど本当は魔法の国のプリンセス。いわゆる魔女っ子。侍女ネネと一緒に、人間と結婚したメイ叔母様のお家に居候しているの。今日はどんな事件が、待ち受けているのかしら?エッチな悩みは、ぜーんぶあたしが、魔法で解決するわ。

雀部> 今月の著者インタビューは、昨年の11月号、牧野先生のインタビューの際に助太刀をお願いした森奈津子先生です。森先生よろしくお願いします。
> お招きいただきまして、ありがとうございます。よろしくお願いします。
雀部> ちょっと間が空きましたが、その牧野先生からもコメントを頂いております。
牧野> 実はこの間『スーパー乙女大戦』を読んだところなんですが、森さんの軸のぶれなさ加減は山のごとしですよね。レズビアンもので触手が出てSMでSFで怪獣まで出てきて、おまけにコメディで、それでおじさま向けのポルノを書けって言われたら普通は泣き出しますよ。そんな小説を問題小説に連載して、普通に読者を獲得できるんですから、すごいです。
 何しろこれだけのものを注ぎ込みながら、きっちりとやらしいんですよね。きちんとポルノの仕事をしている。
 ずっとそうであり続けるということは凄いことなんですよね、って誉め合いするのもちょっとお恥ずかしいのですが。
> ありがとうございます。独自路線を突っ走る大先輩の牧野さんから過分なお言葉をいただき、とてもうれしいです!
雀部> なんか大変だったみたいですが、もう体調はよろしいのでしょうか。
> はい。3月に乳がん手術を受けましたが、範囲が広くて左胸全摘になった割に、早期発見だったので、転移はありませんでした。痛みもたいしたことなくて、手術翌日から病室で仕事をしてまして。退院後も、放射線治療や抗がん剤には世話にならずに済んで、至って元気です。平らな左胸も、これはこれで、ユニセックスな感じでよいのではないかと思っています。「欠けたものに宿る美」も大好きですし(笑)。
雀部> 前回のインタビューから、もう8年経つんですね。
 今回、『電脳娼婦』を読み返してみて、「電脳娼婦」の他にもSFファン向けかなぁと思う作品があったんですよ。「黒猫という名の女」なのですが、特殊能力者とか、海也→空也の一方通行の感覚共有とかの設定も面白いんですけど、ラストでその設定によって「愛」というものの儚さを、もの凄く切なく感じました。危うくて儚いものだからからこそ、愛おしいのかも知れませんね。
> 確かに、私、愛ははかないものだという認識があるようです。
 日頃から、自分たちの愛は永遠だと当事者たちが断言するのは、大変不遜だと思っています。結婚式の誓いの言葉も、横から「だったら、絶対、フーゾク行くなよ。不倫するなよ」とツッコミ入れたくなります。
 でも、同時に、愛というものが永遠であってほしいという希望もあり……それが、切ない系の作品になるのかもしれません。
雀部> 前回のインタビューでもうすぐ出ると言われていた『ゲイシャ笑奴』なんですが、これは“レズビアン官能小説”集のようです――すみません、詳しくないんです(汗;;)
 森先生ご自身の幼少体験が元になっているのかなと想像したりしましたが……。特に「わたしの人形はよい人形」の主人公は小説家ですし。
> たいしてエロくもない幼い頃の経験を核にして、妄想に妄想を重ねて私小説風にまとめるのは、好きですね。小さな雪玉を転がして、雪だるまを作るようなものです。
雀部> この本の主人公たちは子供の頃からSMに興味を持っているのですが、女性は小学6年生ころが、そういう性的なものに目覚める時期なんでしょうか?
 少し前に、「小学六年生」だかの昔からある雑誌にSMマンガが載っているという記事を見て、驚いた記憶があります。
> 小学生向け雑誌に、SMマンガですか! それはぜひとも、詳細を知りたいところですが……。
 でも、それが本当だとしたら、そんなふうに大人からエロを与えられてしまった子供たちは、空き地でエロ本を拾ったときの感動が薄れてしまって、かわいそうですね(笑)。
 私はまだ十歳になる前から、SM的なものに興味がありました。テレビのヒーロー物で、悪人にとらえられた善良な市民が縛られるシーンに、異様な高揚感を感じてしまったり……。
雀部> 付録か何かにSMマンガを書いた漫画家の方がそういう事を書かれてました。
 ちなみに、うちのほうは田舎だから空き地でエロ本を拾ったことはないです(笑)
 今回インタビューさせていただくご著書は、SM風味付けがされているものが多かったので、助っ人として読書好きでその道にもお詳しい笑猫さんにもご参加頂きました。
 笑猫さんは、森先生の作品はどういったものがお好きなのでしょうか。
笑猫> ジュニア小説から官能まで、純愛小説からホラーまで、ホント、すごい才能だなと。
 最近読んだ作品では、「蛇精――田園の蛇」(アンソロジー『妖炎奇譚』所載)などとても好きです。
> 「蛇精――田園の蛇」は、怪談や古典ホラーのパロディをというご依頼をいただき、書きました。元ネタは岡本綺堂の「蛇精」です。
雀部> SMといえば『先輩と私』もレスビアンSM(?)を扱った作品ですが、MとSの関係とか、Sは、サービスのSだと言われるのは本当なのでしょうか?
笑猫> 100組あれば100通り。主従という人もいれば、パートナーという人もいるので。
 サデイストではなく、サーバントだということもありますね。
 要は、手段は何であれ、相手を気持ちよくさせてあげてるわけで(苦笑)。
 一時期、ワタシも、逆ソープかも…と思ったこともありました。
雀部> 虐めているようで、その実相手が喜ぶことを考えて行動しているということですね。相手の心理を読み取るレベルが相当高くないと難しいのかも。
 ということは、プレイとしてのSMと、正真正銘のサディストは違うんですね。
笑猫> 実際、正真正銘のサデイストはそんなことはしません。
 相手を気持ち良くさせるなんて、とんでもない。
 相手が望んでいる責めをするなんて、とんでもない。
 そんな感じなのですよ。
> 私は昔、沼正三先生とお話しする機会があったのですが、沼先生も「SMクラブのプレイはSMではない」とおっしゃっていました。私の作品もほとんどがそうですが、あれは、SもMも共犯関係にありますよね。真のマゾヒストである沼先生は、女性に心底蔑まれることを望んで、女子大の近所や行きつけの飲み屋で頭の弱い人を演じていたそうですよ。
雀部> そうなんだ。>沼『家畜人ヤプー』正三先生
 沼先生って、どんな方なんですか。SF人としても興味あります。
> 私がお会いした頃には、すでにお体を悪くされていたのですが、とても紳士的な方でした。
雀部> 意外な気もしますが、やはりそういうもんかという気もしますね。
 『近代日本の殺人ファイル』を読んだら、性的快楽のために自分で乳首を切り落としちゃう女性の話も出てきていて、昔から真性のMの女性も居たんだなあと思いました。
 真性のSやMは、一般に知られているようなSやMと違うし、実際のSMプレイも小説や映画の中のSMプレイとは違うんですね。
笑猫> 小説などで描かれるSMの世界は、男目線だし、ちんこが勃って、なんぼ…みたいなところがあります。だから、肉便器のM女が描かれがち。
 実際は、挿入とか必要なくて、テンション次第では、鞭で一発叩かれてもエクスタシーは得られるものなんですよ。
 心理戦とか、そんなSMが本来の姿。
 やっぱり、花と蛇の功罪なんでしょね。
> SMで挿入まで至るのは邪道だ、とまで言う人もいますよね。
 鞭で一発叩かれてもエクスタシー……素敵ですね。それが官能小説で許されるのであれば、書きたいものですが、一般の読者は「物足りない」という感想になってしまうでしょうね。
 ただ、私は『花と蛇』は大好きです(笑)。責める側の女体崇拝っぷりが、素晴らしいので。
雀部> 『先輩と私』でいうと加々美瑠璃嬢が真性のサディストですね。自制しているようではありますが(笑)
> あの子は鬼畜ですね。美少女ですが。私も関わりたくないタイプです(笑)。
雀部> 話の中ではかなり自分の衝動を抑えているようではありますけど(笑)
 電子書籍ストア「honto」で購読できる『憎らしい女』“上” “中” “下”も、レズSM小説だと思いますが、これは書き下ろしなんですか。
> 小説誌「特選小説」の2011年11月号から三ヵ月、連載した作品です。官能小説にエロティックな写真が添えられる「官能フォトノベル」という巻頭グラビアの一コーナーにお声がけいただいて、執筆しました。
雀部> 男としてそれはちょっと見てみたいかも(笑)>「官能フォトノベル」
 私はPCで読んだのですが、読まれる媒体のことを意識されますか。
 例えば、女性が通勤途中にスマホでこれを読んでいるところを想像すると、なんかそれだけで色っぽい感じがします〜(汗;)
> 私のケータイ小説は、大抵、雑誌が初出で、その後、携帯電話配信されるというパターンですので、実は、元々、雑誌向けに書いた作品なんです。ただ、ケータイサイト「肌恋」からご依頼いただいた「溺愛ダブル」という作品は、イラストがたくさん入るコミックノベルというジャンルで、文章表現にもいくつか決まり事がありました。それに関しては、最初に担当編集者から説明を受けたうえで、執筆にとりかかりました。
雀部> Twitterで、何回かつぶやいてらっしゃいましたね。>「溺愛ダブル」
 『スーパー乙女大戦』には、異星の触手生物であるルクレチアちゃんが出てくるんですが、女性はこういう触手に本当に反応するんですかねぇ?
笑猫> よく、登場しますね。
 おそらく、手や縄や、そんなものが、触手としてとらえられているんだと思います。
雀部> とするとSMプレイの一環なのかな(笑)
> 体の自由を封じられて、あれこれされるという、ナイスな妄想ですよね。私も触手物は大好きです。あのジャンルは、日本人の発明として、外国人にも人気があるようですね。北斎も、海女と大タコの触手プレイを描いてましたし。
雀部> 映画で観ました(笑)>『北斎漫画』の触手プレイ
 昔、一冊だけ読んだフランス書院の本が“宇宙モノで触手モノ”だったので、それ以来気になっていたんですよ。
 女性が触手で感じるかどうかはおいといて(笑)、男性に対する触手モノってあるんですか。お相手が異星生物だと「シャンブロウ」は、そうかも知れませんが、あれは女性に見えるもんなぁ。
> 男性に対する触手モノは、BL作品にありますね。
 「シャンブロウ」が触手モノなら、ノースウェスト・スミスはアヌスを犯されてますよ。で、そんな屈辱的な場面で相棒のヤロール君に助けられるという……正直、萌えますね(笑)。
雀部> おっと、そういうところのチェックは抜かりありませんね(笑)
 今年の初めに出た『魔女っ子ロージー』は、徳間書店より出ていた『踊るギムナジウム』に「魔女っ子ロージー――SMドッキリ大作戦!の巻」を加えて改題した同性愛コメディ短編集ということですが、男同士の官能シーンは無いのでノンケの男性読者にもお勧めできますね。SFファンは少女漫画ファンであることも多いし、特に竹宮先生の『風と木の詩』や萩尾先生の『トーマの心臓』は人気なので、表題作の「踊るギムナジウム」はSFファン向けじゃないかなぁと思いましたよ。
> 確かにSFファンの男性には、少女漫画ファンが多いですよね。そういう方にも読んで笑っていただければ、うれしいです。
雀部> ですです。>“SFファンの男性には、少女漫画ファンが多い”
 「実験台のエレベータ」と「マゾ界転生」は題名からして映画のパロディだし、ゲイの登場人物のほうがなぜか押しが強く、告白される側の異性愛の男を悩ませるさじ加減が面白くて笑わせて貰いました。これは男同士の官能シーンが無いから、エロいバカ話に出来たという側面もあるんでしょうか。
> 元々、エロいバカ話が好きなんですよ。官能シーンがあってもなくても、明るくて笑えるエロがいい、と。世間でも、もっとコメディがたくさん発表されてもいいと思うのですが。どうも、日本の文学界はお笑いを低俗なものと決めつけている節があって、いかんですね。これが、狂言とか落語といった古典になると、いきなり評価が高くなるというのも、バランス感覚に欠けているように思えます。
雀部> お笑いの評価が低いというのは、様々な作家の方々から聞いておりまする〜。実は泣かせるより、笑わせる方が難しいとも。
 TVを見ていたら、昔「プロポーズ大作戦」という番組でやっていた「フィーリングカップル5vs5」を、おネエタレントと男性芸人でやっていて、カップルが成立すると男性側も喜んでいました。番組上そういう進行がありということは、実際に付き合うとかでなければ、世間的にも許容範囲なんだろうなと感じました。
 女性の場合、まだそこまでは行ってないような気がしますが……
> 昔から「ゲイは明るいけど、レズビアンは暗い」なんて言われていて、私はそれが悔しいし、不満なんですよね。それで、お笑い系のレズビアン物をしつこく書いているという面もあります。
雀部> とっても面白い、レズビアンのお笑い芸人さんが出てくるとか、ブレークスルーを期待するところです。SFファンは、本来性的な描写とかに対しては奥手なのですが、様々な考え方に対する許容度は高いので、戦力として期待できるかもですね。
 Twitterでも何回か流れていたんですが、現在執筆中・企画中の本がございましたらお教え下さいませ。
> 先程もお話ししました「コミノベ」という形式の女性向け長編官能小説を先月仕上げたところです。
 まだ、タイトルは仮で「背徳の館」と言います。主人公の女子大生が、従姉に監禁されて、彼女の共犯者の美青年二人にあれこれされてしまう、というストーリーです。現在、配信中の官能長編「溺愛ダブル」と同じ、「肌恋」という携帯サイトで12月から連載される予定です。
雀部> 「肌恋」さん、要チェックですね。
 今回はいろいろ大変な時期に著者インタビューに応じて頂きありがとうございました。
 新刊、楽しみに待たせて頂きます〜


[森奈津子]
1966年東京都生まれ。立教大学法学部卒。性愛と笑いをテーマとした作品を多く発表。『西城秀樹のおかげです』『からくりアンモラル』の2作は、日本SF大賞候補作に選ばれる。
公式サイト「森奈津子の白百合城」
[雀部]
なかなか結びつかないエロとSF。想像するよりも難しいこの組み合わせで大活躍の森奈津子先生。今後の活躍を期待してます。

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