■著者インタビュー
『ロミオとロミオは永遠に』 恩田陸先生
閉塞した明るい未来のない地球。垂れ流された産業廃棄物の処理に長けてい るということで、日本人だけが地球に残され、毒性のある化学物質や核廃棄物
を処理していた。この世界で勝ち残るには、最高学府という名目の「大東京学 園」の卒業総代になることが最短切符なのだ!そして、その模様は地球を脱出
した全人類の注目を集める一等級の娯楽でもあった。
郷愁と狂騒の20世紀を小説中に閉じこめたとも言えるこの作品の解析を、 ファンサイトを主宰されるぬぬにさんとふみさんと共に恩田先生におうかがい
することが出来ました。同時に二・二六事件を扱った時間SFの傑作『ねじの 回転』についてもお聞きしました。
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