■シャンダイア物語
第六章 緑の要塞の戦い
シャンダイア連合の南の最前線「緑の要塞」。ソンタールの包囲軍によって要塞を囲む水路が埋められ、ついに精鋭のゼンダ軍、傭兵部隊、黒の神官達による攻撃が開始される。ザイマンとカインザーの指揮の乱れ、最前線で分断を余儀なくされるベロフとクライバー、ザイマンの地上部隊。そしてソンタールの三人の魔法使いが要塞の指揮官達を襲う。激闘の第六章。>>
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■「星間戦争」 (第三回)
上巻:火星人の襲来
第3章 ホーセル共有地にて
火星から飛来した巨大な円筒の表面がようやく冷えはじめ、落下孔の中では発掘作業が始まります。内部からは時おりかすかな音が聞こえてきますが、円筒の壁はひどく厚いので、もしかしたら中では大騒動が起きているのかも知れません。ゆっくりと開きかけていた円筒の蓋は動きを止めてしまいましたが、中にいる火星人は死んでしまったのでしょうか、あるいは主人公の想像するようにこの円筒は単なる通信物の入れ物なのでしょうか…
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■著者インタビュー
『ウロボロスの波動』 林譲治先生
2100年、偶然から発見されたブラックホール・カーリーは、我らが太陽との衝突軌道上にあった。カーリーの軌道を改変し、その周囲に人工降着円盤を設置することによって、火星のテラフォーミングさらには太陽系全域を網羅するエネルギーシステムを確立する計画が立ち上がった。この設定で、林先生が書き上げたハードSF連作短編集が『ウロボロスの波動』です。
土木系SFというと、まず思い浮かぶのは、谷甲州先生。最近では、小川一水先生なども上げられると思いますが、林先生もあまりそれを感じさせないけれど、綿密な考証に基づいた時代背景を築き上げられているのに感嘆させられます。今回は、コアSFの時にはいつも協力をお願いしている彼方さんに加えて、林先生のファンサイトを主宰されている志麻さんと、女性ファンお二人を交えて、林作品の魅力に迫ってみました。>>
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