■ブックレビュー
《ネアンデルタール・パララックス》シリーズ
カナダの地下深くに設置された重水で満たされたニュートリノ検出装置。突然の事故と思いきや重水タンクの中に出現したのは、異形の人間だった。
一方、クロマニヨン人が絶滅し、ネアンデルタール人が進化の主役となった宇宙で、物理学者のポンターは、男性配偶者のアディカーと共に、量子コンピュータを使って巨大素数の問題を解いていた。実験中の事故で、こちらの世界に転送されてしまったポンターの運命や如何……
平行宇宙+ネアンデルタールがホモ・サピエンスに取って代わった世界という組み合わせの新しさと、アリバイ記録装置コンパニオンなどの小ネタも交えて、本職がシステム屋さんの彼方さんとレビューしてみました。これまで、ソウヤー氏が喰わず嫌いだった方も、これを契機にぜひ読んでみて下さい(笑)
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