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Anima Solaris
No.119, Apr.2010
毎月15日公開 [English Index]

Anima Solaris(アニマ・ソラリス)はSFとファンタジーに関する創作・書評・インタビュー・コラム・マンガ等のコンテンツを毎月お送りしているウェブ・マガジンです。
◆ 著者インタビュー INDEX
『日本SF精神史』(4) 長山 靖生先生
◆ 読切短編小説
寄生種 水無瀬 ひな子
ヤモリ doru
◆ 連載小説
シャンダイア物語(第6部 第64章) 福田弘生
◆ コラム
十億年のうたたね doru
AKIのキネマまんぽ AKI
◆ シェアードワールド『異邦人』INDEX
イムカヒブ族とともに 51 高本 淳
◆ ブックレビュー INDEX

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溶の兆 「溶の兆」 Tsutomu Higo

Contents HEADLINE Anima Solaris Digest
■著者インタビュー
『日本SF精神史』 長山 靖生先生

 明治時代に入り、いよいよ『海底軍艦』の押川春浪登場。当時の冒険小説の 影響力は凄かったようです。また、法学者の加藤弘之氏は「太陽系の寿命が尽 きるまでに日本人は恒星間移住を目指すべきだ」と書かれていたとは(驚) >>
■読切短編小説
『寄生種』 水無瀬 ひな子

 ほんとうは可憐な臓器器官美少女が男どもを食い物にするライトノベル風にしたかったのだけれど尺の都合でやむなく美少女を切りまして。←いや、それはライトノベルではなく『スペースヴァンパイア』だろう! >>
■読切短編小説
『ヤモリ』 doru

 本当はやもりわたし好きなのです。実感としては去年出したしっぽのないやもりに近い心情があります。でもいい人だと思われるの嫌だから、残酷で怖い「やもり」を書いてみました。毒々しい気分が暗くなりたい方はお読みになってください。その日一日暗い気分に沈みます。 >>
■コラム
『AKIのキネマまんぽ』  AKI
『時かけ』はちょっと“こねくり回し過ぎ”?

 『時をかける少女』、入場開始時には“完売”で、一番前の席まで完全に満席でした!!その上、プログラムは、「昨日で売り切れ。何時、再入荷するかは不明です」とのことでした。
 今月紹介する映画は以下の四作品。
『プリンセスと魔法のキス』『シャーロック・ホームズ』
『時をかける少女』 『ウディ・アレンの夢と犯罪』。 >>
■コラム
『十億年のうたたね』  doru

 今度4年生になる姪っ子に乱歩の少年探偵団シリーズの怪人二十面相を借りてやったら、字が小さくて嫌だと言われた。私が三年生の頃は明智先生とちょっと変な怪人二十面相との戦いを授業中でも読んでいたよ。でも今回ショックだったのは、ポプラ社から出ているのだけど、放送禁止用語が削除されたり、他の言い方になっていること、悪い言葉がでてくるぞくぞくとする時代背景が台無しだな。絵本の世界でもちびくろさんぼが一時発行禁止になったり(また復活したけどね)、放送禁止用語等にもっとおおろかになって欲しいな。そのうちどんな言葉を使っても放送禁止用語にひかかって、文章が書けなくなる時代にはなりませんように・・・・ >>
■シャンダイア物語 福田弘生
第六部 第六十四章 白と黒

 魔獣の襲来で混乱する戦場、しかし主である魔法使いを失った魔獣もまたとまどっていた。錯綜する魔法の中、セルダン王子は光の剣で戦いに決着を着ける事が出来るのか。いよいよ最終局面。 >>

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