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Anima Solaris
No.19 , Dec.2001
毎月八日公開

[English Index]

シェアードワールド超短編競作 >>
極軌道 05/05/2003 高本淳
義弟の困惑? POINT LESS DOT
連載小説
アダムたちの檻 岡本賢一
見えない旅人 本間祐
シャンダイア物語 福田弘生
ソル・オ・テラ/ヤーヴェイ V.Ohmor
ダークマター 高本淳
連載
六畳間シアターより愛をこめて ゾンビ
著者インタビュー
詩人の夢 松村栄子先生
ブックレビュー
大赤班追撃 林譲治著
Other Contents
伊藤@Trashメールの特選 Trash Collection

Jun Ito

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 今月は本格SF「時代遅れのラブソング」の姉妹編「ダークマター」が登場。今回を含め、全三回連載の予定です!

※都合により、「Sugar Room Babirs」の今月掲載分は休載とさせていただきます。

Title Image
Tsutomu Higo 「球の構造」

sf-fantasy.com

 

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Contents HEADLINE (from 'Anima Solaris Digest')
■アダムたちの檻
 《広間》へ辿りついた主人公たちを待っていたのは、不可思議な言動を行うゴステムたちだった。彼らとそしてエヴァによって、驚愕の真実がついに知らされはじめた。だが――。
 ダブル・デス・ウイルス。Rの遺体。ブレマン。チャバム。青の子。
 いくつもの謎が絡みついてゆく。>>
■見えない旅人
 全8回連載のこのお話も中盤にさしかかってきました。
 毎回、書く前に易の卦をたて、その内容によって物語を進めています。そんなので話がつながるのかというと、つながるのです。というか、易の卦は全部で64あって、みんなつながったひとつの世界なのです。だから、それでお話を書いても自ずとつながってしまうというわけで。まあ、読んでいただければわかることなので、これ以上の蛇足は無しということに。>>
■シャンダイア物語
 ザイマン中に号令をかけたブライスの艦隊に真っ先に駆けつけたのは、ザイマンの有力者イズラハ侯爵の娘ベゼラ船長の率いる七隻の艦隊だった。徐々に数を増やした艦隊はアードベルの港に入港する。マルヴェスターの弟弟子のトーム・ザンプタは果たしてどこにいるのか。町に流れる不気味な噂の正体をつきとめるためにセルダン達は湖沼地帯に踏み込む。新たな登場人物を加えて展開する魔法に満ちた第六章。>>
■ソル・オ・テラ/ヤーヴェイ
 いやおうなく、エルノクはユウの謎めいた依頼を受けることとなった。
 その先で彼が出会ったのは意外な人物であった。>>
■ダークマター
 居住可能な惑星を求め銀河をさすらうシーカーたち。彼らが駆る宇宙船は遥か昔地球人類がテラフォーミングの目的で宇宙にはなったティップラー/フォンノイマンの機械たち――『イシュタル』と呼ばれるそれらは長さ20キロメートルに及ぶ巨大な自律型ラムジェットシップだった。そんなシーカーのひとりである主人公は人工冬眠から目ざめて自分たちが重大なトラブルに陥っていることに気づく。予期せぬ隕石群との衝突でイシュタル機械は深刻なダメージを受け最愛の家族もまたその生命を奪われていたのだ。唯一人生き残った娘とともに彼の生存へ向けての長く孤独な闘いがはじまる。>>
 
■六畳間シアターより愛をこめて
 この冬のゴジラ新作「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」は、ものすんごく良かった。どのくらい良かったかというと、まあ去年私はあまり劇場で本数こなしたわけではないけれども、その中ではダントツだし、これは仮にあと何本数を消化したとしても、その順位は変わらないだろうという確信がある。>>
   
■著者インタビュー
 鉱石の砕け散った細片からなる、紫色の幻想的だが過酷な砂漠を取り巻くように様々な職種に分業化した村が形成された異世界。人は性別を持たずに生まれ、生涯の伴侶に巡り会った瞬間に〈真実の恋〉に陥り、その時初めて〈守る性〉と〈生む性〉になるという魅力的な世界を構築し、SF・ファンタジーファンの心を虜にした『紫の砂漠』。昨年、同文庫から再刊されたこの作品の続編にあたる本書では、前作で描ききれなかった複雑なこの世界のありようを描くと同時に、シェプシという若者(未だ性別が決まっていない)を通して、人間性そのもののあり方に鋭く迫った作品です。
 昨年末に世界旅行に出かけられていた松村先生に、旅行のことを聞くと同時に、この魅力的な世界をなぜ造り出す必要があったか、また何故この異世界の人々は、親子の情愛を否定し、子ども達は〈運命の親〉のもとに赴かなければならないのか、真実の恋の必然性とはなどについてお話を伺えました。>>
■ブックレビュー
 『侵略者の平和』三部作や『暗黒太陽の目覚め(上・下)』など、最近はハードSFと呼ばれる方面での活躍も期待される林譲治先生。今回は、デュアル文庫の新・中編シリーズ<デュアルノベラ>で刊行された本作品を取り上げてみました。宇宙軍を辞めた父親と共に民間宇宙探査艇フェニックスに乗り込む美鈴ちゃんに、親が有名提督だというだけで艦長になった感もあるへっぽこ艦長が乗船する宇宙軍の最新鋭艦が木星を舞台に丁々発止。
 お相手は、科学描写にもお強いお馴染みの彼方さんです。ご期待あれ。>>
■伊藤@Trashメールの特選Trash Collection
 ただいまの収録Trashは[ ] !!

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