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Anima Solaris
No.25 , Jun.2002
毎月八日公開

[English Index]

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巡礼者たち2 高本淳
教えの山 中条卓
読切短編
わたしがわたしである仕事 たなかなつみ
連載小説
アダムたちの檻 岡本賢一
シャンダイア物語 福田弘生
ソル・オ・テラ/ヤーヴェイ V.Ohmor
連載
六畳間シアターより愛をこめて ゾンビ
ハードSF研レポート
石原博士宅へ訪問の巻 雀部陽一郎
小松左京研究会春の旅行レポート 雀部陽一郎
ブックレビュー
アラビアの夜の種族 古川日出男著
Other Contents
伊藤@Trashメールの特選 Trash Collection

Jun Ito

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 今月は以前の超短編特集にもご登場願ったたなかなつみ氏の新作「わたしがわたしである仕事」が登場! 氏の描く不思議な世界にご期待ください!
 「ソル・オ・テラ/ヤーヴェイ」は今月が最終回、「シャンダイア物語」はいよいよ第四部に突入! 両作品ともお身のがしなく!


Title Image
Tsutomu Higo 「舞踏せし間に」

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Contents HEADLINE (from 'Anima Solaris Digest')
■わたしがわたしである仕事
 ふとしたことから「わたしがわたしである仕事」を始めた「わたし」。けれどもそれはどんな仕事なんだろ。そもそも「わたしがわたしである」っていったいどういうことなんだろ。遍在する「わたし」たちのなかで、「わたし」が最終的に見つけた「わたしがわたしである仕事」とは?>>
■アダムたちの檻
 ドラゴンに酷似した謎の生物――。
 目的は管制室にいるアダムたちなのか?
 侵入を開始した怪物を遮るため、隔壁をおろし、自動戦闘機を作動させるが、状況はしだいに悪化してゆく。
 そんな彼らに、エヴァは新たな道を示した。
 しかし、それさえも彼らを狩るための罠へと変貌してしまう。>>
■シャンダイア物語
 セルダン達と別れて北に向かったベリックの前には、バルトール崩壊の戦いの傷を深く残した大地が広がっていた。統一か分裂か、少年王に試練の時がやって来る。一方、戦線に復帰した元西の将マコーキンにも、北に向かう密命が下された。
 大鬼ザークと失われた女神バリオラをめぐって、新しい冒険が始まる。大河ファンタジイ、シャンダイア物語第四部いよいよ開幕。>>

■ソル・オ・テラ/ヤーヴェイ
 エルノクはユウに連れられてとある惑星に降り立った。
 そこはユウたちによって保護された聖域だったのだった。>>

■六畳間シアターより愛をこめて
 DVDは、物理的には直径12センチの塩化ビニールか何かからなる「モノ」である。しかし記憶媒体として見れば8〜9Gbyteのメモリー(=思い出)がそこに詰まっている。大笑いする滑稽な思い出、二度と「思い出したくない」程の身の毛もよだつ思い出、脳裏に描くだけで涙腺がゆるんでしまうような思い出・・・我々はそれをプレイヤーのトレイにセットし、表示装置(プロジェクターなりモニターなり)と音声装置(アンプ→スピーカー)を通じて、その記憶を自分の眼と耳に向けて再生させるわけだ。>>
■ブックレビュー
 イスマーイール有能な奴隷秘書アイユーブは、主人にひとつの秘策を提案した。
 まさにカイロに攻め込もうとしているナポレオンに、伝説の「災厄の書」を献呈しようというのだ。この「災厄の書」というのは、読みはじめるとあまりの面白さに他のことを何もする気がなくなってしまうという伝説的な書物なのだった。
 この物語は、著者がサウジ旅行中に偶然手に入れた奇書「The Alabian Nightb reeds」を底本にして粉飾的な日本語化をほどこしたものであるという設定になっています。しかし実体は……ということで、お馴染みの伊藤さんと、この本を読み解くことができたでしょうか(笑)>>
    ■伊藤@Trashメールの特選Trash Collection
 ただいまの収録Trashは[ ] !!

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