■アダムたちの檻
仲間を失った悲しみに浸る間もなく、男たちは前へと進む。それが死者への弔いと信じて。
そんな彼らの前に、忽然と現れる「Rの遺体」。立体映像なのか? それとも? そして、グリン・ルームの中で遭遇した人物は?
物語は最終章へ――。>>
|
■シャンダイア物語
マコーキン軍迫る。この報告にバルトールの旧都ロッグは震撼する。恐怖と狂気、因縁と裏切り、混乱に沸騰する道化の都の中でマスター・マサズとの暗闘を続ける少年王ベリックは、ついにバルトールの黄色い旗をかかげて初陣の決意を固める。しかし北の大地には刻々と冬が迫っていた。
神にも鬼にも英雄にさえも明日が見えない混とんの第四章。>>
|
■Sugar Room Babies
ふたごたちは通常の25倍の速度で急速に成長し早くも思春期を迎えます。羊水の汚染が進み悪化の一途をたどる胎内にまた新たな命が芽生えます。家族みんなが笑顔で出会える時間はもはや夢の中にしかないのでしょうか…>> |
■初めに光ありき〜SF読者のための相対論入門
特殊相対性理論の大きな成果のひとつが時間の遅れと長さの縮みである。
今回はローレンツ収縮についてできるだけわかりやすく説明してみる。
おまけに「トリッキーなパラドックス」の解説もつけました。>>
|
■六畳間シアターより愛をこめて
ダ・ヴィンチ9月号のインタビューで、「ぼのぼの」の作者、いがらしみきおがこんなことを言っている。「今の時代は便利なものがどんどん増えたけど、僕は携帯電話もインターネットも本当はいらないと思う。それがなくなるだけで、世の中はだいぶ良くなりますよ。人工的なものばかりで、やってもやっても満たされない。日本は『不況』と言われていて、みんなモノを買わなくなってきてますよね。それは日本人が実は気づいたんです。いらないモノはいらないんだって。結局、全部ゴミじゃないかって。そういう意味で日本は資本主義の最先端にいる と思う。」>>
|
■著者インタビュー
旅の途中でバイクがエンコしてしまった美少女ネルは、街の酒場で怪しげな若者達に声をかけられほいほいついていってしまう。危ういところを銀髪の偉丈夫ジャスティンに助けられた彼女は、お宝のにおいを嗅ぎつけ彼の一挙一動を見張ることになったが……
毎回読者サービス満点の物語を堪能させてくれる丘野先生。今回も軍隊上がりで違法な生体手術を受けた常人よりワンランク上の身体能力を持つヒーローに美女を配したお得意の展開です。
ということで今月の著者インタビューは、新しい試みとして読者からリクエストのあった丘野ゆうじ先生にお願いしました。ファンの方はぜひお読み下さいませ。>>
|