===== アンソロジー『力(Power)』=====
『天使の島』/高本淳
インパクト後数世紀、ようやく安定を取り戻しつつあった世界は突如未知の脅威にさらされた。オールド・サンフランシスコ沖に浮かぶ孤島『天使の島(エンジェル・アイランド)』。ある日そこで不可解な致死性の伝染病が発生したのだ。事態を重くみた都市連合評議会は非常事態にむけ訓練された特殊コマンド部隊を急きょ派遣したのだが――。彗星核落下のクライシスをからくも生きのびた地球人類を襲う新たな試練とは?
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===== アンソロジー『力(Power)』=====
『誘われて……へ?』/林義典
袴田一郎は、同僚の下北由美に誘われてノコノコと……へ? >>
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===== アンソロジー『力(Power)』=====
『SF落語「ちょい能力」』/稲戸麻見
「ちょい能力」とは何か。それは超能力と一見似ている(?)がレベルにおいてはなはだしく劣る、しかしまた遭遇することのたやすさでは超能力の比ではない。早い話がそんなもんまぐれやどこが超能力やねん的能力なのであるが、ものを粗末にしてはいけません。地球環境のためにもお読みください。る。
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===== アンソロジー『力(Power)』=====
『使用上の注意』/藍川菜月 >>
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■ブックレビュー
《矢野徹先生追悼ブックレビュー》
SF作家・翻訳家の矢野徹先生が、平成16年10月13日に、ご自宅にて81歳で逝去されました。日本SFファンの先駆けであり、あのアッカーマンの元で半年過ごされたという、日本SFの祖と言ってもよい方のご逝去にあたり、我が「アニマ・ソラリス」でもなにか氏の業績を記録にとどめておきたいということで、追悼レビューを考えてみました。
かつてBBS「角川コンプティークネット」において矢野徹先生をマスターに迎えて開催されていた会議室「狂乱酒場」の後を受けて、NIFTY
SERVE で開催されていたパティオ「矢野徹の狂乱酒場」のお世話をされていたイリヤさんと石川さんをお迎えして、矢野先生の思い出を語って頂きました。
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■著者インタビュー
『ゼウスの檻』 上田早夕里先生
ある日、厳しい生命倫理をスローガンとする過激派組織〈生命の器〉が、一ヶ月以内に、テロリストを木星の宇宙ステーション・ジュピターIに送り込むという情報がもたらされた。そこの<特区>では、“ラウンド”と呼ばれる男女両性の機能を身体に備た新人類とも言うべき人々が居住しているのだ!
今回『ゼウスの檻』読んで、前作『火星ダーク・バラード』ではおぼろげだった上田さんのSFに対する姿勢というか目指している方向性が明瞭になってきた感がありますね。インタビューでは、そこらあたりのSFに対する姿勢とか、これから書こうとしている小説の構想についてお伺いすることが出来ました。 >>
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■著者インタビュー
『からくりアンモラル』 森奈津子先生
世の中の常識を破壊するエロチックかつアンモラルな"SF"小説を書いていらっしゃる森奈津子先生。なぜ、エロなのか?なぜSF的な設定なのか?その創作の秘密に、お馴染みのケダさんと迫ってみました。
アメリカにはティプトリーがいたけど、日本には森奈津子がいる!。 >>
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■シャンダイア物語
第二十章 第六の島 指輪の試練
ついに集う六人の守護者と六つの聖宝。そして戦線に復帰する統治の指輪の神クラハーン。ガザヴォックの闇の底からアーヤを救い出し、シャンダイア連合の反撃が始まる。第五部『守りの平野』完結
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■プサイにファイ
(SF読者のための量子力学入門)(17)
大学のとき、場の量子論をやってるというので喜んでいたのですが、散々やったのは生成演算子と消滅演算子を延々と掛け合わせていく計算ばかり。卒論もそれがテーマでした。
今にして思うと、確かにそれは場の量子論の定式化のための作業のひとつだったのかなと。 >>
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